人との出会いは一期一会、貴重である。どんな人にも個性があり、千差万別、十人十色。
今日は真面目な出だしやな。
重要なのは会話です、対立は出来れば避けたい。それさえ判ればあとは簡単です。
会話すればいいのです。中元も歳暮もいりません。
話題は重要ではありません。天候、相手の服装、休日の過ごし方、家族の事、スポーツなど何でもいい。
大事なのは自分の欠点を会話に入れることです。その理由は簡単です。
「こいつは格好をつけている」「気取ったヤツだ」と思われたら心を開いてもらえないからです。
会話の鉄則は、相手にしゃべらせることです。自分がしゃべれば自分はいい気持ちになるかもしれませんが、
重要なのは、自分がいい気持ちになることではなく、相手にいい印象をもってもらうことです。
自分がどんな意見をもっているかなど他人はさほど気にしていないのです。
妻に「今日は寒いね」と言ったとき、「寒くない」と言われ、「そうなんだ」と流しました。
寒いかどうかはどっちでもいいことです。まして自分がどう思っているかなど取るに足りません。
そんなことで対立を招くのは愚かです。
会話をするのが難しく思える原因の一つは、「心をこめて話さなくてはならない」
と思い込んでいるからです。しかしふだん、「おはよう」「ごちそうさま」「有難う」など、
さほど心をこめることなく言っているのです。
自分の誠実さにこだわるのは、ある意味で利己的です。他人の気持ちより自分の誠実さのほうを
優先させているからです。相手の気持ちを第一に考えて話せるよう練習すべきです。
奥さんに「きれいだね」と抵抗なく言えるようになればしめたものです。
そうなれば、相手の気持ちを思いやることができるようになり、結果的にあなたの好感度が上がるはずです。
苦手な相手とどう会話するかは実は深い問題です。根本的には、何を話すかといった技術の問題ではなく、
人間性の問題です。自分を客観視でき、何が重要かを判断できる人間になることです。
アディオス アミーゴ
楽しくいこ~ぜ。