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お客様を見て

新幹線のフロアーアテンダント(車内販売の方)のある方のメッセージです。

これもあるセミナーで私が、
そやな、そやな、と思ったことなので、書かせていただきます。

彼女は担当業務について2年ちょっとの、20代前半の女性です。
前職はホテルウーマンだったらしいです。

この際、なぜ、ホテルからJRなのかは省きます。
そして内容について私はうる覚えなので、(言いたいポイントだけ覚えてるので)
間違ってたらご容赦ください。

彼女のこの一年の売上は前年の3倍だったらしいです。

なぜか?

前年の実績はあまり良くなく、考えたそうです。

彼女が実行したことは、今の我々にとっては当たり前のことですが、
20代前半のキャリア2年そこそこの彼女がそれに自ら気付いて実行したことに
大いに意味があると思うのです。(すごいなこの子と思ったのです)

何をしたか?

お客様をよく見る。

という結論に至ったそうです。
あんたは偉い。

私が日々、うちのスタッフに言ってることを自ら気付くなんて。

たとえば、街の大手チェーンの居酒屋さんとか、ファミリーレストランなんかの
スタッフはお客さんを見てるようで見てないですよね。

だからお客さんは、
「すいませ~ん」
と大きな声で呼ばないといけません。

呼んだらすぐ来てくれますけど、
ちがうんだよな~

なので、彼女らは余計なオーダーやもしかしたら取れてるオーダーは取れてないんです。

もう一杯飲もうか、どうしようかと思ってる時に、
「おかわりどうですか?」
と訊かれたらほとんどの人はもう一杯と答えるでしょう。

それと、注文をしようかな~と思ってる人は店員を見てるんです。
なので、こっちが見てあげると自然と眼があって、注文がいただけるのです。

野球場の売り子なんかで、良く売れる子と、売れない子との差はそこでしょう。
一緒です。

売上が3倍になった彼女は、常にお客様全員を見ながら台車を押すらしいです。
残念ながら、あんまりそんな子に会ったことがないですが、、、、、、、

新幹線の中なんかは、居酒屋よりもっと注文しづらいですよね。

あと、コーヒー飲もうかどうしようかと思ってる間に行ってしまったら、
もうええわ。と思いますよね。

でも、目があったら
「コーヒー頂戴」
って言ってしまいますよね。

なので、彼女はお金の音や、財布やバックの音にも注意を払ってるそうです。

チャリン=自分の出番

これですよね。

こんなスタッフばっかりやったら売上倍増ですわ。

本音がちらり

#プロの話

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