十月は、ドウナッテルノ?な状態なのに、物欲と食欲だけは有る、件だかミノタウロスだかから進化して半分怠けモノと化しつつある牛バー店主です。f^_^;
ポチッと、しまくってしまいました、大量のCDは、また追々到着したら、在庫と併せてご紹介して行く予定デス。f^_^;
で、まずは高くなくて旨そうなんで、つい衝動買いしてヤッパリ旨ウマだった、一本をご紹介。
【ポート樽フィニッシュのカリラbyシグナトリー】
当店では、40ml=¥1500にて。ハーフでもお気軽にどうぞ。
開けたての香りからして、旨そうな、カリラのスモークとポートワインのフルーティーな香りのハーモニー。
味も、両方の味が融け合って、カリラのスッキリ感がポートワインの甘味をスッキリ甘やかに、ポートがスッキリ感のカリラに甘味のコクとフルーツの複雑さを、と相互扶助な引き立て合い。
余韻も年数が年数だけに、余り長くはないですが、短すぎって訳でもなく、ナカカナ素敵。
度数も46°と言うのが、丁度良く感じる、使い勝手の良い、冬に向かって寒くなるのにピッタリな、ほっこりするアイラモルトでございます。【ついでにもう一つフィニッシュもののカリラ】
そう、二枚目の写真を見ていただければ解ります通り、ボルドーの甘口貴腐ワインのソーテルヌフィニッシュのカリラで~す。
最初は、ソーテルヌらしい貴腐ワインの甘味が強かったんですが、半年たった今は、裏方さんに廻って、エエ仕事してはりまっせ~。(笑)
元々が、あまり複雑さや厚みを特徴としないカリラを、ソーテルヌが隠し味的に複雑さや厚みを適度に増幅して、満足感も増幅してくれてます。
何せ、カリラのミドルからの独特のフレーバーに、さらに追い打ちを貴腐(黴臭(笑)香が掛けてくれまっす。
年数も似てますので、飲み比べも面白いですよ。
【40ml=¥900本日の樽ボウモアさまのご機嫌at8:15】
ご機嫌:ナカナカ良い様です
香りも、和梨と林檎をミックスした白い果肉の香りにスモーク、非常に微かに海藻臭。
味は、バーボンバレルの甘味がまず広がって、次に軽いシェリー樽の甘味と小樽からの少しエグミとが入れ替わる。
アフターは、未熟成な香りとアイラピート香と小樽由来の生木臭とが渾然一体となって、何とも言えない紙一重な独特な風味。(笑)
では、良い一日を
#トリビアとかテイスティングなんか編 〜時には真面目に酒な話〜