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続・酒蔵見学レポート(その弐)

●吟醸系熟成タンク

吟醸系熟成タンクは、小振りで温度管理付き。
通常熟成タンクの奥に、横型絞り機があったのですが、写真を撮り忘れました。
ちなみに、熟成室は最高温度が夏でも20度設定なんで、冬も快適・・・・・・・・・・・・・・・・・・ではなく、暖房なしで、しっかり底冷えでした。(涙)

●水分調整中

蒸す前、洗米後に水分量の調整に、干してるそうな。
掛米(モト)になる米は、五百万石か山田錦がほとんどで、精米は、入手も含めてJAに頼んでいるそうです。

●糀室

文字通り、糀を造る部屋で、(セイギクシツ)と読む。
酒の造りでは、壱に糀、弐にモト、参に造りと言われる程、糀は重要。
しかも、当日は造り始め故に、遠くから撮影。(糀が出来るまで約48時間)
●酸素マスク
発酵中は、二酸化炭素が多量に発生しているので、万が一の為に。

●通常発酵タンク

よく見るホーロータンク。大正時代より全国に普及。
このタンクのお陰で、日本酒に木香が無くなり、色々な手間が激減。

●普通酒発酵中

酵母は、何かは聞いてませんが、坊主酵母(泡なし酵母)なんで協会酵母ですね。
上面発酵酵母なんで、泡が盛んで一番上面に酵母が多い=吹きこぼれると発酵に支障がでる。(泡消しの手間)また、タンク容量を有効に使えない。

などの欠点の無い、特殊選抜酵母。

しかし、普通酒でも甘酸っぱい良い香りでした。(^-^)/

●吟醸系発酵タンク

温度管理付きタンク。最大3立米まで売ってるそうですが、ここは2立米。

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