Un gran peligro, que se encuentre en montaña, es avispa.
(山で遭遇する危険なものの一つ、それはスズメバチです!)
天気がよければ来週・再来週と標高の高い山を登りたいなぁ~と考えているので
ちょっと天気が良い時はお仕事前に山登りしているマスターです。
今回は地元・足利にある山「大小山」です。
大小山は古くは鷹巣山(たかのすやま)といい、伝説では源義国(鑁阿寺開祖である足利義兼の祖父)が鷹狩りの鷹を逃がしてやった故事に由来するらしい・・。
そして何故、「大小」かと言いますと
山麓の阿夫利神社に祭られる大小の天狗にちなみ、
無病息災を祈り「大小」の文字が揚げられているようです。
コチラがその大小山でありんす。
やはり登山ブーム!駐車場には車が沢山停まっていました。
よかった~。人の少ない山は色々と不安なのです。
準備運動をして出発です。
今回は妙義山(群馬の妙義山じゃないよ?!)と大小山の縦走です。
妙義山は360°のパノラマらしいのでちょっと楽しみ☆
むむ・・意外と勾配がキツいですね・・。
えっほ・・えっほといつものように登っていきます。
すると山の上から大きな桃がどんぶらこ・・ではなく
「ぶぶぶぶ・・」という鈍い羽音が!
そう、ある人はこう呼びます・・
「蜂!!!(キイロスズメバチ)」
「あん?なんだお前?!ここは俺のシマだ」
とばりに歯をカチカチして威嚇してきます・・。
(ひ~あんさん、怖いぜよ~)
と思い、山道ではない横道を登り迂回してまた山頂を目指します。
この頃にはもう「大小」の看板も近くに見えます!
そして・・
着いた~☆
確かに360°パノラマ!
足利市内と佐野市内までが展望出来ます。
(足利方面)
(佐野方面)
コンビニで買ったおにぎりを食べながら友人とお茶を飲んでいると
網を持ったおじさんが大小山方面から登ってきました。
「いや~今日は蜂が多いねぇ~。
繁殖期だから気が立っているね。
来る途中何匹かやっつけてきたけど、
こっち降りるなら気を付けた方がいいよ~」
(マジですか?!大将?!)
恐る恐る大小山方面に下山すると、その瞬間は直ぐに訪れた・・。
数匹の蜂の死骸に群がる蜂達。
私には
蜂① 「お、おい!大丈夫か?!しっかりしろ」
蜂② 「くそー誰が俺たちの同胞を・・」
蜂③ 「人間の仕業に違いない。狼煙を上げろ!
戦じゃ!弔い合戦じゃ!」
蜂④ 「ん?アイツ人間じゃね?
ちょっとお聞きしますが、まさか~
・・あんさんじゃないよね?」
というように私に近づいてきます・・。
「め・・滅相もない!
ひ・・人違いです・・あっしは丸腰ですぜ旦那・・」
私はそっと呟き、腰を落として、ゆっくりと・・そうゆっくりと来た道を引き返します。
(・・・下山出来ん!!)
来た道を戻る事も出来ますが、その場合もやっぱり先程に違う群れを接触しなければなりません。
(仕方ない・・道なき道を潜り迂回しよう)
そう決断し、慎重に山道を降りていきます。
スズメバチは土の中に巣を作る事もあるので、これは大変怖い行動なのですが
経験上、巣の周りには見張りの蜂がいて近くにくると羽音を立て警戒音を出すのです。
(ゆっくり進めば大丈夫・・)
皆さんお気付きだろうか?
この時はもう既に「登山の楽しみ」はなく「蜂への恐怖」しかありませんでした。
迂回し終わり本線に戻り、またゆっくりと下山していると
恐怖は直ぐに訪れた。
「ぶぶぶぶぶ!!」
その音は直ぐそこ!そう私の耳元で蜂の羽音の音が!!!
(いや~!!
ごめんなさい!ごめんなさい!
お金はちゃんと返します!)意味不明
瞬間的に帽子を両手で深くかぶり、座るような姿勢でゆっくりと逃げます。
九死に一生を得た私はその後、大小山の見晴台で数分の休憩をとりますが
もう、早く下山したい思いでよく覚えてません・・。
皆さんもこの時期の登山は充分気を付けて下さいね。
Hasta luego.
Mission14:妙義山・大小山
標高:313m
時間:1時間40分(登り1時間、帰り0.4時間)※休憩含む
歩数:4,850歩
#Trekking