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OBグレンリベット70”s“EXPORT Reserve”

 

The GLENLIVET
Special EXPORT Reserve
(グレンリベット エキスポート リザーブ)
”Unblended all malt Scotch Whisky”

43% 750ml
Distilled: ????
Bottled: 1974
“1824-1974 The 150th anniversary”
“IMPORT-MILAN”

オススメ度(9)
☆☆☆☆☆☆☆☆★

香り:優しい香り立ち、ナッツクリームや鼈甲飴、皮付きの白葡萄をはじめ、フルーツの皮や程よく乾燥された麦の穂のような、
上品に甘くほのかな渋み、ビターさ。全体的に透明感があり、儚く消え入りそうでいてじわじわと香り立つ。

味:口の中で優しくふわりと広がる、香りを裏切らない味の構成で、オールド系の麦感、
鼈甲飴、少量の八橋、中間から後半にかけてじわじわとフルーツの皮のような、ほのかな甘さと共に心地よいビター感、
余韻は微量オイリーで良い麦感が感じられる。飲みやすく実にバランスも良い。
最高レベルのグレンリベットであることは、疑いの余地は無いだろう。

コメント:OMCにて、ジャンケンで勝ち得たグレンリベット。それも1974年の蒸留所設立150周年を記念してボトリングされた一品。イタリア向け。
ラスト1.5ショットということで、かなり落ち着いている印象でしたが、それ以上に今なお素晴らしいフレーバー構成。

6人くらい残っていて、一発で一人勝ちしてしまったのには、ある種後ろめたささえ覚えましたが、
せっかくいただけるのですから、ここは全力で・・・と、部屋の隅に正座してせっせとテイスティングに励ませていただきました。
いやー堪能いたしました!

同日には、隣に写っている赤玉20yアンブレや、80年代流通アメリカ回りのリベット12年アンブレも飲ませていただきましたが、
個人的にリベットの80年代あたりは、リンゴ等のフルーティーさのほかに、植物っぽさ、
青さを感じさせるフレーバーが大なり小なりあり、
それがこのころのリベットらしさなのかなとも感じるところですが、このリベット・エキスポートは、そういう青さや植物っぽさがほとんど無く、もう別格ですね。

穏やかに、そしてじわじわと口の中に広がっていく上品なフレーバー・・・
さすがに150周年、ヘタなモノは出していません。
ちなみに、このエキスポートリザーブは2種類モノがあるそうです。調べた限りでは今回のボトルは蒸留年は同じながら、後期型であるとか。

大変素晴らしいボトルを、ありがとうございました。

#グレンリベット

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