MENU

BAブルイックラディ1970-2002(31年)

BLACKADDER
RAWCASK
BRUICHLADDICH
(ブルイックラディ1970)

Aged 31 Years
700ml 53.8%
Distilled:1970/11/16
Bottled:2002/4
Cask type: Hogsheads
Cask No: 4840
Bottle: 1 of 178

価格:13000~16000(当時)
オススメ度(8)
☆☆☆☆☆☆☆☆

香り:アルコールのアタックを強く感じ、香り立ちはシャープ、少量の水か時間で徐々に充実したフルーティーさ、フレーバーを認識できる。
甘いシェリー香にオーク系の栗っぽさ、バニラ、非常に華やかなアロマ、
麦感にフルーツはキウイ、青リンゴ、少量のシナモンとエスニック系のスパイスもある。
ピート感は序盤に感じるが、間違っても現行ブルイックラディのような野暮ったいものではない。

味:こってりシェリー系とは違った濃厚で厚みのある甘さ、イチジクや桃等のフルーツのペースト、メイプルシロップを少々。
オイリーさに続いてスパイシーさがあり、舌上と口の中にピリピリとした刺激を感じる。
後半にかけてほのかにピートのビターさ、鼻抜けは僅かなピートスモークとリンゴがあって華やか。
余韻はピートのビターさと蜂蜜入りの紅茶やリンゴの蜜、オイリーでしっかりと長く続く。
ストレートも悪くないが、少量加水がオススメ。

-------------------------

コメント:自宅飲み、”山岡氏開催のアイラモルトを飲もう”に持ち込んで、ウスケバ関東オフにも持参予定のブラッカダーのブルイックラディ1970-2002。
ウィスキーワールド誌では、ブルイックラディのピークといわれていた1970年蒸留の長期熟成モノですが、
やはりこのころのブルイックラディは現行系にはないフルーティーさがあり、個人的にこのボトルからはリンゴ感を感じます。

ボディも厚く、上記でも書きましたが少量加水で良く伸びる・・・
余韻と鼻抜けに出てくるピートも、引き立て役に徹しているというか、分をわきまえている感じで好印象です。
ピートブームといわれる昨今ですが、私はヘビーピートよりもこういう全体から見てバランスの取れたピート感というほうが飲み疲れなくていいですね。

トレジャーハンティングで破格で仕入れたボトルですが、自画自賛させていただければ、私の目に狂いは無かった!!
ホント当時はブルイックラディの70年代とかまったくの予備知識無しに、パッと見で値切って買いましたが、今思えば罰当たりなことをしたものです(笑)


参考写真:ブルイックラディ1970 3兄弟 INアイラモルトを飲もう

ブラッカダーといえば、明日4日(土)は、リカーズハセガワさんにブラックアダー・インターナショナル社の社長、ロビン・トゥチェック氏が来店します。
来店時間は15時から18時、その後は日本橋のBAR, IN THE BARRELにてロビン氏を交えてのパーティが開催される運びです。

http://www.liquors-hasegawa.com/hpgen/HPB/entries/42.html

私はというと、明日は昼から同じ職場の方々(同期ではなく上司)を我が家に招いて、ギョーザ&ハイボールパーティーをすることになっており、
そのパーティーが終わり次第、ニラくさい体で18時からの IN THE BARRELに合流する予定です。
(なんか私の餃子は身内から評判が良いのです。中華料理屋の孫なので餃子は祖父直伝、ある程度基本を押さえているからでしょうか。)

諸事情によりあまり長居は出来ませんが・・・
せっかくなのでロビンにこのボトル持っていってサインでも貰ってこようかなっと。

ご一緒される皆様、よろしくお願いします。

【PR】第二回ウスケバ関東オフ参加者募集中!!

※8月13日、持ち込みボトル情報UPしました。

#ブルイックラディ

この記事を書いた人