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【樽日誌】酒供養カスク熟成7日目

※本記事は7月28日(木)夜にUPしたものです。

ウスケバ関東オフ、酒供養企画実現のために購入した樽。
先週、7月22日(木)夜に我が家に届き、ブラックニッカクリアブレンドを詰めて7日目になりました。

前回までのあらすじはこちらから

熟成期間1週間程度じゃそんな変わらないだろーと思って、ちょいとグラスに注いでみると・・・


(左:貯蔵中のブラックニッカ 右:貯蔵前のブラックニッカ)

おぉ!既に色にかなり違いが!!
流石は5リットルの超スモールカスク。
色だけなら、かなーり美味そうな感じじゃない。

樽として最小サイズが使われているという、グレングラッサやスプリングバンクのスモールカスクでも50リットル。
つまり我が家の樽はそのさらに10分の1
樽の影響は・・・どうなんでしょう、酒と樽との接地面積以外に、気候にもよりけりと思いますが、
ちょうど暑い時期でもありますし、50リットル樽の10倍以上はありるのかもしれません。

では、樽由来の色が付きつつある、貯蔵7日目のブラックニッカクリアブレンドの味は・・・

【ブラックニッカクリアブレンド 貯蔵7日目】
香り:新品の木製家具、燻製沢庵、スモークチップ、依然アルコール感はあるが、未貯蔵にあった若いトゲや
甲類焼酎のような香りは幾分和らいでいる。樽由来の香りがしっかり感じられる。

味:みたらしや、醤油質。やや粘性があって砂糖多めのコーヒーのような甘さ、若干の柑橘系っぽい苦味もある。
例えるなら江井ヶ島酒造の”あかし”のような、地ウィスキーに近いフレーバーだが、
未貯蔵時と比べ、ピリピリとしたアルコール感は緩和され、酒質も重くなったようだ。
鼻抜け、余韻にビターさ、少し焦げ感。

コメント:樽の過剰影響抑制のために詰めたモノがモノだけに、過度な期待は禁物と思っていたが、
なかなか面白い傾向になりつつある。この調子で行くと残り1週間程度でピークを迎えると思われる。
新樽の影響を学べる、いい教材だ。

ということで、しっかり樽の影響を感じることが出来ました。
とはいえ、教えていただいた情報のとおり、新樽の個性は強力ですね。
もう少しゆっくりかなと思っていたのですが、予想以上でした。

やはり本番供養前の試作に取り掛かるには、もうひとつ、何かを詰めて時間をおく必要がありそうです。
んー中々維持費がかかるねぇ。

飲みきれない手持ちの開封済み特級時代ブレンデットでも入れてみようかしら。
(バランタインファイネスト特級・G&G白瓶特級、VAT69(1980”s)特級 ・・・etc)

さて、この日記が公開されるころには私は福岡に居ます。今夜は小倉で一泊の予定。
順調に同行者のしがらみを突破できれば、夜はスタッグさんに居るはずです。

福岡、もつ鍋、明太子!

~~余談~~
キャンベルさんとかぶってすっかり忘れてましたが、ブログ公開4ヶ月経過しました!

皆様、ありがとうございます!

連続更新もなんとか継続中、総記事数は300越えで、1日何記事書いてんだって感じです。

UP出来てないボトルは多数、ご好意でシェアいただいたのもまだまだあります。
それだけネタに困らないってことですので、時間の続く限り書いていきたいと思います。

皆様、引き続きよろしくお願いします。

#酒供養樽日誌

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