【ウスケバ関東オフ~酒供養~】
・開催場所:第二回ウスケバ関東オフ 9月19日(日)
・参加※ :ウスケバ関東オフ参加者
・供養物 :4.8リットルの参加者人数頭割り
※ボトルはコチラで用意させていただきます。
※確認事項が解決しだい、情報追記します。
【酒供養とは】
京都のBAR、Fellow & Fellow様が実施されているイベントで、飲みきれなかったウィスキーを中心に、
家で眠るボトルを持ち寄って樽に詰め、ミステリアスなブレンデットを作るというイベントです。
ウスケバ関東オフでも同様の定義でボトルを持ち寄っていることから、同企画が出来るものと思い実施するものです。
本酒供養においては、営利、利益を目的とするものではなく、あくまでウィスキーの愛好家たちによる”遊び”であることをご理解ください。
なお本会、ウスケバ関東オフ酒供養とFellow & Fellow様のイベントに直接的なつながりはありません。
【供養物についての注意】
供養するモノは、シングルモルト、シングルグレーンのみとします。
多数蒸留所が含まれるバッテッドモルトや、ブレンデットウィスキー、さらにはウィスキー以外のモノの混入はご遠慮ください。
(また、供養物の何熟成かは問いませんが、スコッチウィスキー等でニュースピリッツに分類されるものはご遠慮ください。)
※ウィスキーとして分類されていないモノとウィスキーとの混和は、一部例外を除いて酒税法上で”みなし製造”となりアルコールを製造したと判断されます。
そのため、今回の酒供養では上記のモノの混入はご遠慮いただければと思います。
※ちょっとまて、だったらウィスキーと分類されてるブレンデットやバッテッドモルトは良いじゃないかと言うお声があるでしょう。
それは・・・私の趣味です。作成したウィスキーのブレンド経歴を把握したいというわがままみたいなものですので、ご理解いただければと思います。
~~以下、本文~~
案だしから1週間、賛同するよ!是非やろう!という声をいただいたこと、
そして何より、お世話になっているウスケバブロガーの皆様、読者の皆様に、
もっともっとウィスキーを楽しめる何かを提供したいという思いがあり
先週土曜日夜、自宅に帰ってから・・・ポチッと購入しました!
ジャン!!
アメリカンホワイトオーク 5Lカスク
種別:新樽
材質:アメリカンホワイトオーク
容量:5L
内部:チャー済み
製造:有明産業株式会社
おお~っ、意外とでかい!
最初10Lにしようか悩んだけど、これは5Lでよかったかも・・・。
事前に調べた限りでは、樽の管理は赤ちゃんを育てるように、かなり気を使わなくてはいけないようで、まめなケアが重要になってくるようです。
B型気質な私はどこまでやれるのか・・・心配な部分もありますが、もうやるしかありません。
それにこうやって樽と熟成に直接触れることで、私自身もまた学べることが多くあるはずです。
さて、樽が無事届いたわけですが、まずは“湯ぶり”をします。
(あまったお湯でカップラーメンです。晩飯~♪)
お湯を樽の中に入れて2~3度中身を軽く洗浄し、同時に湿気を与えて漏れをなくします。
しかしさすがメーカーHPにかなり自信のあるコメントが載っていた樽です、まったく漏れません。
中も良い具合にチャーされているようで、焼き栗や栗の渋皮のような香ばしく甘い良い香りに加えて、
上質なブランデーかと思うような、嫌味のない濃厚な甘さのあるバーボンの香りが漂います。素晴らしいオーク香です。
本来ならここで余市のニューポットでも詰めたいところですが、4L詰めると1800×8で約15000円
(確か500ml 1800円くらいだったと思います。)
OK、狙ってるボトルが余裕で買えてしまう。うはwwwすげぇ出費wwww
まぁ今回は酒を育てるより、イベントに向けて樽を育てることが前提なので、ニューポットを詰めてあまり若くてスパイシーな要素を木に含ませてもなぁ・・・
というところで、まずは木の成分の出を落ち着かせるため、また新樽由来の雑味成分を吸わせるため、ブラックニッカクリアブレンドを詰めます。
その名のとおり焼酎のようにクリアであまり樽の影響を持ってないウィスキーです。安いですし、変化を見るのも面白そうです。
初詰め、完了です。
これで3週間ほど貯蔵する予定です。
クリアブレンドを開けたら次は何を詰めるか・・・
今回の樽はEX-バーボンカスクに仕上げようと思っています。
本来ならシェリーで行きたいところですが、シェリーは酸化等のリスクが高く、また良質なシェリー樽にするには5年、10年間の貯蔵が必要なので個人では到底ムリ。
せっかくのアメリカンホワイトオークなのに残念ではありますが、ここは冷静に考えてバーボンです。
しかしバーボンも、市販品はしっかり樽香が付いているものが多く、熟成の浅い安物だと品質的にどうかなと思うモノもあります。
そこでくりりんさん考えました。酒質が荒くなく、樽香があまりついてなく、原料由来の旨みがしっかりあって、それでいてプレーンなバーボン・・・
整いました~(違w
2回目の詰めは、70年代蒸留のオールドカナディアンウィスキーを主体に詰めます。
・カナディアンクラブ 1980年代通関
・ブラックベルベット 1979年通関特級
これなら1本2000円掛からず手に入り、トレジャーハントでいくつか把握している店ならCCの80年代通関は1000円程度で手に入るはずです。
上記を1ヶ月ほど貯蔵します。オールドカナディアン特有のクセのないプレーンな麦の旨みが樽に染み込み、
逆に樽から出たオーク香がカナディアンウィスキーのライト感に良い影響を与えてくれれば狙い通りです。
この段階が終われば、残すは後1週間程度。
もし樽の状態がよさそうなら、ここで試作として手持ちのあまり樽の影響を受けていないモルトで試作を作ってみようと思います。
ラインナップは既に頭にありますが、そこはまた追って・・・
以上、ウスケバ関東オフ酒供養開催連絡と、樽の入手報告ですた!
#ウスケバオフ