※写真右側のボトルです
GORDON&MACPHAIL
MORTLACH
EXCLUSIVE BOTTLING FOR JAPAN IMPORT SYSTEM
(ゴードンマクファイル モートラック1974 for JIS)
Aged 35 years old
48.4% 700ml
Distilled: 1974
Bottled: 2010 March 2nd
Cask type: Refill Sherry Butt
Cask No, 8263
Bottle No, 43/81
オススメ度(8)
☆☆☆☆☆☆☆☆
香り:栗の渋皮煮、メイプルシロップのような上品な甘さに、フルーツがしっかり乗っている。
ピーチや皮付きの白ブドウ、トロピカルフルーツ、煮詰めたイチゴジャムのようなフレーバーも感じる。
上品な香り立ちながら、しっかりとした存在感があり、旨さを予感させるフレーバーであふれている。
味:甘酸っぱい口当たりから、ウッディというか濃い目に煮出した紅茶のような渋みが程よく口の中に感じられる。
麦や木の香り、ビターチョコ、煮たリンゴ、口の中でやや粘性を持って徐々に存在感を出してくる。
鼻抜けはしっかりベリーとオークのニュアンス、戻りでチョコレート、焙煎した麦の香ばしさ、ビターさを伴う余韻。
全体としてバランスがよく、広がりもあり、非常によくまとまっている。
コメント:いわき@ヒース、テイスティング会にて。フリーボトルのケルティックから。
本当は全種飲みたかったのだけど・・・時間もなかったのでケルティックのロングモーンの2種を飲み比べ。
既に既知のことですが、今回のGMケルティックラベルのモートラック1974は、ボトリング1日違い、樽番号1つ違いで2本がボトリングされています。
・モートラック1974 48.4% Bottled: 2010 March 2nd Cask No, 8263
・モートラック1974 52.4% Bottled: 2010 March 3rd Cask No, 8264
※添付写真参照
52.4%のほうは追ってテイスティング記事を書きますが、比較すると、52.4%は個性的というか、
自己主張がやや強めな印象。本ボトルは個性が嫌味にならない範囲でうまくまとまってますね。
各所の評価を見ても、48.4%のほうが高い表を受けているようです。
これは人間にも言えることですが、人にはそれぞれの個性があります。
そして相手の個性をどう受け止めるかは、それも人それぞれです。
個性も行きすぎると”嫌味”になってくる、受け入れられる個性であれば好感が持てる。
このモートラックの2兄弟は、まさにその”個性”をどうとらえるかが好みを分けるポイントになりそうです。
・・・
と、偉そうに書いてて、この話は全ウィスキーに、ひいてはすべてのものに当てはまってしまうなと、
話が飛躍しすぎたかなぁなんて思ってしまいました(汗
52.4% Cask No,8264のほうに続きます。
~~87Malts Night!!&BARヒース・テイスティング会現地レポは以下より~~
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