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CHコールバーン1968-1985

WM CADENHEAD”S
Black Dumpy Bottle
COLEBURN-GLENLIVET

17 Years Old
Distilled 1968
Bottled 1985
46.0% 750ml

おススメ度(6)
☆☆☆☆☆☆

香り:クリーミーで乾いた麦や白ブドウ、バナナ、花のような香り、
ワックスのようでもある。厭味がなく実にすっきりとしている。

味:クリーミーな口あたりで品のよい香水感、品の良い甘さを持ったオイルが口の中に広がる。
上品で味わい深さがあり、オイル感は重さのあるものではなくさらっとして比較的ライト。
中間は洋梨のクリーム、蜂蜜やバニラ、そして終わりにスパイスが出てくる。
余韻は適度な長さでじわりとしみ込んでいく麦感、ややハーブっぽさも感じる。

コメント:新宿某所、某イベントにて。閉鎖蒸留所、さらにはケイデンヘッドのブラックダンピーというレアアイテム。
やや香水感が気になるがスウィートで上品、飲めるうちに飲んでおきたい。

コールバーン蒸留所の歴史を紐解くと
操業:1897年
改修工事:1950~1968年※
再操業:1968年
閉鎖:1985年

(※ワームタブがコンデンサーに、石炭直火炊き蒸留がスチーム過熱による蒸留に変更される)

であることがわかります。
要するに今回飲ませていただいたモノは、再操業したその年の原酒なんですね。

改修工事には上記※のとおり、酒質が大幅に変わる要素が含まれているため、
工事前と工事後では大きく味が変わっていることが予想されます。
改修工事前の方が直火蒸留だし貴重じゃねーかと、言う声も聞こえてきそうですが、
初モノ大好きな日本人なので許してくださいませ。

それに改修工事前となると1950年以前で、さらには閉鎖系モルト。
飲んでみたいけど・・・40年代なんてそうそうは^^;

それにしても貴重なモノを飲ませていただき、ありがとうございました!

#コールバーン

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