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BBRカリラ1996-2010

ベリーブラザーズ&ラッド
カリラ14年
1996-2010
58.1度 700ml

価格:6500円前後

【テイスティングコメント】
リカーズハセガワさんの有料試飲にて。
香りはクリーンでシリアルや麦、塩、ピートもあるがひっそりとしている。柑橘系のようにも感じるフレーバーがある。
口当りはビターでややオイリー、シロップ、中間から塩っけとオレンジの皮をはっきりと感じる。その後ピート薫香が現れ、スパイスを伴う。塩はじわじわと最後まで。

非常によくまとまっているカリラだ。
この価格でこれは中々・・・と関心してしまう。ボトル買いもアリだと思う。
開けたてゆえのフレッシュさがうまく作用しており、これが時間と共にどうなるかは難しいところ。

ちなみにカリラは1996年から、蒸留したてのニューポットを本土のメンストリーに送り、そこにある熟成庫で熟成を行うというスタイルを実施している。
カリラ蒸留所内の熟成庫には96年の上記システムが実施されるまでの樽があるようだが、はたしてこの一本はどちらなのだろうか。
塩っ気という点では海を連想させるが、この柑橘系フレバーは…

96年は線引きが難しいように思うが、95年以前と97年以降であればシステム施行前と後ではっきりと区別が出来る。
今後はますます97年以降のカリラがリリースされるであろうから、熟成庫の違いにも注目していきたい。

#カリラ

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