MENU

アベラワー10年 1980年後期~

アベラワー10年
-ABERLOUR GLENLIVET-

1980年代後期~90年代初期
ペルノリカール取り扱い
43度 750ml

オススメ度(6)
☆☆☆☆☆☆

香り:非常に広がりのあるふくよかで甘い香り。杏、ベリー、イチゴ感はっきり、
ビターなニュアンスが時間と共に出てくる。

味:口当りからティーリーフ、紅茶、モルティなボディの中にひとつのアクセント。
時間と共にはっこうした麦、カラメル、たまり醤油飴、レーズン、
余韻はしっとりとしたシェリーの甘さ、そしてややウッディな渋み、それぞれが長く残る。鼻抜けもしっかり。

コメント:パラディにて。香り、余韻共にしっかりとした広がりで素晴らしいモルト。
現行品はややドライでシェリー感も徐々に薄くなってきているが、この年代まではしっかりと一体感のあるシェリー感を味わえる。
(もちろん現行品も今のモルトの中にあっては、光るものをもっている)

当日は時間が早かったので店に私一人だったのだが、グラスの中のモルトは店中に甘く芳醇な香りをまきちらし、
トイレに立って戻ってきたら、店の中にそれとわかる香りが広がっていた。
やっぱりアベラワーはいいシェリー系作るねぇ・・・

なお、余談ではあるが、このボトルの背面の成分表記には「食品添加物:着色料(カラメル)」とあり、
スピリッツカラメルを使用していることが正直にも明記されている。

#アベラワー

この記事を書いた人