ロングモーン1969
ゴードンマクファイル
61.5度 750ml
オススメ度(9)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆
香り:クリーミーでスパイシー、バナナや厚みのあるフルーツ感。アルコールの骨組み。
加水でマンゴー、南国感が際立つ、カラメル、アルコールは心地よく鼻を刺激する程度。
すばらしい熟成感でいつまでも嗅いでいたい。
味:パワフルに広がる甘酸っぱさ、マンゴー、パイナップル、レモン、南国フルーツ感ががっつり濃縮されている。
加水でクリーミー、ピーチ、やや麦のビター感、少量の蜂蜜、マンゴー感はしっかり残る。華やか。
後半は変にドライでもなく、舌上のスパイス、余韻、鼻抜けとも甘酸っぱいフルーツと麦、アルコールがパワフルに抜けていく。
コメント:濃縮されたフルーツの甘酸っぱさがすさまじい。
原酒の質の良さ、60年代ロングモーンのポテンシャルを感じさせてくれる。
GMのカスクシリーズの旧ボトルで、1969年蒸留だがボトリングは90年代初頭だという
(ラベルには記載されていない。写真も驚きの白さだし・・・orz)。
おそらくはバーボンカスク、近年リリースの長熟60年代とは一味違う、フレッシュでボディも厚い。
イメージとしてはSSMCのロングモーン1976-2008が近いかな。
あれよりもさらに勢い、フレッシュさがあり、甘酸っぱさもより濃い。
以下余談ですが・・・
6月ごろに、またロングモーンさんが日本工業企画(ではないほうのそれ)からお目見えするみたいですね。
昨年末に市場を騒がせたのに、お盛んなことでございます。
他にはグレングラント、クライヌリッシュ、モートラックもいらっしゃるようで。
ボトルは・・・この蒸留所ラインナップなら感の良い人は気づきますよね。
っていうかそういう人にはもう情報回ってますかw
あぁ、ボーナスの時期なんだよねぇ、ちょうど・・・。
#ロングモーン