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BFハイランドパーク1992-2010(12年)

BLADNOCH FORUM
Highland Park
(ブラドノックフォーラム ハイランドパーク 1992)

Aged 12 Years
700ml 50.5%
Distilled: 1997/9/16
Bottled: 2010/7/23
Cask type: Hogshead
Cask No: 6258
 
価格:6500円前後
オススメ度(5)
☆☆☆☆☆
 
 
香り:強く乾燥された麦のようなビターな香り、畑の土、奥からブラウンシュガーのようなニュアンスもある、
今までにかいだことの無い香りがする。徐々にバタークリーム、非常に不思議な感覚だ。
加水でざくろとまではいかないが、甘酸っぱい赤いフルーツ感が出てくる、ほのかにワクシー、香り自体はあまり強くないが、50%らしい鼻への刺激はある。
 
味:麦茶、薄いコーヒー、黒砂糖が溶けた水、鼻抜けはフッと抜ける穀物形のビター感がある。
余韻はレーズンシロップのような甘酸っぱさと、ほのかにビター感、口を閉じるとスパイシーさがぶわっと舌の上を抜けていく。ドライ。
加水でやや香水感が感じられるようになるが、バランスが良くなる。
 
12年とはいえ完成度は高いように思えるが、ストレートの段階でフレーバーがぼけている印象があるので、あまりいいボトルとは言えない気がする。
はじめて飲んだときは、ちょっと表現に困る不思議な印象を受けた。
 
 
コメント:第11回ウィスキーウェイブ、パークホテル東京、ハイソサイエティにて。
個人的にはちょっと残念な感がしてならないハイランドパーク。ポジティブに言えば面白い一本です。
ハイランドパークのオフィシャルは代表的なモノは飲ませてもらっていますが、そのどれにも当てはならない感じで、
しいて言えば個性のボケた現行12年をまるっと度数だけあげたような、そんな印象を受けました。
 
販売文句では、“良いバーボン樽モルトのお手本のような1本です”ということなんですが・・・感じ方は個人個々とはいえ、これを1本開けるのは結構厳しいかもしれません。
 
ブラドノックフォームは80年代蒸留のモノは結構良いもん当たりましたが、(カリラ、ベンリアック、良かったですね)、
90年代は今のところオード、ハイランドパーク共にちょいとがっかり。
手ごろな価格で品質の良いモルトをリリースしてくれるボトラーズなので、今後に期待したいです。

さて、テイスティングの後は恒例の駄文雑記。
今後に期待といえばウスケバでございますが、こうして記事をUPしてみると、フォームについては慣れで妥協できる部分が多いと改めて感じます。
ただ、やはり過去の仕様からの大幅変更で、タグ等がまるっきり変わってしまったことが、過去との整合を計れず、今の機能を思う存分使えない気持ちを生み出しています。
 
あと、自宅のデスクトップPCからならまったく問題なく記事をUPできるのですが、
手持ちのモバイルPCだと・・・なんと、画像UPの際にOKボタンが画面の外になってしまって表示されません。
つまり、モバイルPCからだと機種によっては画像をUPできない可能性があるのです。
私のように、イベント等にモバイル持ち込んで記事UPする人間には致命的です。
 
くしくも、今週末は87Malt Night大阪場所です。
今回も前回同様にモバイル持ち込んでリアルタイム更新をしようとしているのですが、正直この状態では・・・
どーすっぺかなぁ・・・。

#ハイランドパーク

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