余市蒸溜所のウイスキー博物館には、奥山儀八郎氏(1907年2月17日 - 1981年10月1日)が描いた木版画、
「北海道後別志國余市町
大日本果汁株式會社 全景5枚 木版手摺」(昭和18年7月)
が展示されている。
下はその1枚。
奥山儀八郎氏は、大高重治氏とともに、ニッカの創業期から戦後のある時期まで、ニッカ商品のラベルやポスターなどをデザインされた高名な木版画家だ。
この木版画で注目すべきは、建物の屋根の色。
ウイスキー博物館に展示された乾燥棟(キルン塔)模型の屋根も緑色。
上記の木版画を拡大。
旧事務室(右)とリタ・ハウスの屋根は、いまも木版画が描かれた当時と同じ緑色。
下は、いまの蒸溜所。
いつごろ、緑から赤に塗り替えられたんだろう。
最後に、ニッカウヰスキー様へお願い。 m(_ _)m
奥山儀八郎筆「余市蒸溜所木版画5枚組」のレプリカを、是非、売店で販売してくださいませ。
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