中町通り、通称「蔵の通り」。
松本バー巡りの最後は、いつもの蔵造りのバーSIDECAR。
このバーで、稀少なビール(終売で、もう飲めないと思っていた)を飲ませてもらった。
以前紹介したブリュードッグ・パラドックスアイラのアードベッグカスク熟成のスタウトである。
アードベッグ・ウイスキーを飲みながら、このアードベッグカスク・スタウトをチェイサー代わりにする方もいるそうだ。(写真はカリラカスク熟成)
「これを・・・」と言って、オーナーが出してくれたニュースピリット2本。
・キルホーマン New Spirit
・セントジョージ Heavy Peated New Spirit
キルホーマンは2ヶ月ほど樽詰めしたものらしく、微かに樽香が付いていた。
ウイスキー好きな知人に、これを自宅のミニチュア樽に詰めて熟成させている方がいる。美味い酒ができるように祈っている。
セントジョージ蒸溜所は、100年以上の空白期間があったイングリッシュ・ウイスキーを復活させようと、2006年に創設されたイングランド唯一の蒸溜所。
今回飲んだピートが利いたニュースピリットはまったくの未貯蔵で、余市の同じ「未貯蔵原酒」に似た香味だった。
2009年クリスマスには、3年熟成の「イングリッシュ・シングルモルト」が初リリースされる予定で、先行予約を受付けている。
1年半後が楽しみである。
〆の一杯は、
・ベンリアック 10y CURIOSITAS Peated Malt のソーダ割
猫バー以降、スモーキー・ハイボールにハマッテしまった。
#BAR