北海道2日目、念願の余市蒸留所へ♪
やっと来れた・・・
おお~ コレが石炭直火焚き蒸溜器か~!
あっ! 一番奥のだけラインアーム上向きだ!!
貯蔵庫です。
上が余市 下が今は亡き軽井沢です。
余市の貯蔵庫は上積み2段の高さしかありません。
余市の安定した香味はこういったプロセスにあるのでしょう、きっと
反面、突発的な芸術品はなさそうです。
当然ですが試飲しました。
5年・10年・20年・P&S を頂きました。
5年 407636活性樽 62%
未貯蔵原酒から活性樽で5年貯蔵すると・・・がよく判る。
以前の5年物と比べると未貯蔵の要素が強く残っており未貯蔵の余市を知るには現在最適でしょう。
10年 407483新樽 59%
香りは新樽ならではの濡れた森の切り株
甘さのあとを追って抜けきらなかった山菜の灰汁のようなエグ味
このエグ味は時間と共に消えていきそう
美味しくなるのはもっと先でしょうが、今だから感じる事が出来る灰汁でしょう。
20年 ?新樽 ?%
余市の20年なので
「あら、丸くなっちゃって」 を 想像していたのですが
意外にも攻めてくる余市20年で中々の猛者です。
かなりピーティーでハイボールで行ってみたい!
P&S 12年
塩は感じないがピートは凄い
このピートは海の要素より大地の要素を多く含んだピート
判り易く言えば泥くさい
一緒にいた妻がのんで
「ラフロイグと同じ味がする」 と言っていたのがとても興味深かった。
ちなみにわらしには全くの別物なんですが
妻と立ち位置が一緒ならばきっと同じ感想なのでしょうね~。
そして感動の出来事がこのあと待っていました。
#余市