2005年に買ったシャトー・シサック[1994]を飲む
13年もんなんで渋みもとれ飲みやすいかな。
まだしっかりしてました。
2000円以下の値段でこの味はなかなかないでしょうね。
2000年ものも買おうかな?
でも、セラーに入りきらないし・・・・・
迷います。
色は、やや、ふちにオレンジ色が出始めていますが、中心は鮮やかなガーネット色。
香りは、まだシッカリと、カシスやチェリーのやや干したような香り、ミネラル、スモーク、干しイチジクの香りが感じます。
味わいは、赤果実のニュアンスと、タンニン、酸ともに主張もあり、余韻に甘みも感じ、時間と共に、甘みも増してきます♪
そんな訳で…
まだまだパワーもあり、数年は充分熟成させられそうです(^O^)v
さすがに、あのロバート・パーカー氏もシャトー・シサックのワインの事を…
【お気に入り♪】
『メドック中央部でも最高のブルジョワ級ワインを生産してる。』
『10~15年は楽々と熟成して、よくなっていく。』
(『ボルドー第4版(ロバート・パーカー著)』)
と、かなり評価しているだけの事はあります。
でも、シサックの評価の高さは、それだけに留まりません!
2003年、ワイン業界最大のイベント、ヴィネクスポで行われた、クリュブルジョワ級の格付け再審査で、たった87シャトーしか選ばれなかった…
『クリュ・ブルジョワ・シュペリュール』
の格付けを獲得!
書類提出をした、490の生産者のうち、クリュ・ブルジョワと認められたのは247とたったの半数。
そして、クリュ・ブルジョワ・シュペリュールは、たったの87シャトー!
一年以上にわたり、書類審査と試飲が行われ、審査員は週一回のペースで集まり、最終的に決定された今回の格付け。
この格付けは10年後に再度見直しがされるそうです。
当然、納得のいかない結果に終わった生産者も多い中、シサック はその価値を充分に評価されました♪
改めて、その価値を見せ付けたシサックの1994年ものが、何と、2000円でおつりが来てしまうんです!
プチ・シャトーでも中々見つける事の出来ない、この価格!
2003年の格付けで、ブルジョワ・シュペリュールにまで選ばれたシサックなのに?です。
【飲む前の注意】
既に、13年の熟成を経ていますので、抜栓後は、デキャンタなどをせず、そのままグラスに注いでお楽しみ下さい。13年の間に、十分、空気に触れていますので、グラスの中で、あまり空気に触れてしまうと、酸化のスピードが増して、少々勿体ないです。
#WINE