MENU

シャトー・スゴンザック・エリタージュ2002

シャトー・スゴンザック・エリタージュ・
キュヴェ・スペシャーレ・バリック・セレクション 2002

HP
赤750ml
メルロー80%、カベルネ・ソーヴィニョン10%、マルベック10%
味わい:フルボディ
『非常に深みのある濃い色から、完熟したメルロー種から来るジャム系のフルーツの香りに、非常に上品な樽香、黒砂糖を連想させる香り、僅かに加わるスパイシーな香り!!。口の中は非常にまろやかで上質な採りたてキノコ、ハーブのような風味まで感じることができます!!。
最も注目していただきたいのは、その見事なシルキー・タンニン!!。タンニンはとても多く感じるんですが、そのすべてがキメ細やかなので、驚くほど滑らか!!。
その上品に広がる飲み応え、さらにはその余韻は、グランヴァンの雰囲気をも醸し出すほどの見事なる満足感なんです!!』

[シャトー・スゴンザック] はボルドーはシャトー・ラフィット、ラトゥールで有名な本場ポイヤックのジロンド河を挟んで対岸にあるブライ地区にあるシャトーで、このブライ地区の中でも最高土壌の南西向きの斜面に畑を構える、今や現地ボルドーでも関係者がその味わいを知って騒然となるほどの知る人ぞ知る凄腕です。

現地フランスでも、その美味しさと安さから、非常に人気が高く、日本へ輸出される量も少ないのですが、当店でも物凄い人気の
[シャトー・ド・ロウガ・キュヴェ・デュ・グラン・ペール 2003]
http://www.rakuten.co.jp/kbwine/450395/450398/450461/578225/
を造り出したフランス在住ワイン商社長の加藤尚孝さんが特別に日本に輸出してくれるお陰で満喫できるシャトーでもあります。

ワインの名前となっている[エリタージュ]は、直訳すると【遺産】という意味で、彼らが持つそんな最高土壌の畑の中でもさらに最高の区画から最高の状態で収穫されたブドウだけで造られたワインが今回ご紹介のワインです。

初リリースは1999年。なんと2年目となる2000年ヴィンテージには、フランス最高評価誌[ギッド・アシェット]
で最高3つ星★★★に加え最高峰【最も心に残るワイン賞】
をいきなり獲得しフランス全土で大騒然となります。

以後毎年のように大注目され、2002年ヴィンテージには、
【ブリュッセル・コンクール・モンディアル 2004】
【ボルドー・ヴァン・アキテーヌ・コンクール 2004】
【パリ・コンクール・ジェネラル・アグリコール 2004】
【マコン・コンクール・デ・グラン・ヴァン・ド・フランス 2004】
と主要4コンクールの全てで金賞を立て続けに受賞するという快挙を達成します。

このシャトーのオーナーのエルテーさんは当初、『ブライ最高のワインを造る!!』とこのブライの地の
中で最高のワイン造りを目指して来たんですが、2001年からは『ボルドー最高のワインを造る!!』という、さらに大きな目標のもと、AOCプルミエ・コート・ド・ブライという産地格付けの制約を受けない、もっとスケールの大きなワイン造りを目指してAOCボルドー・シューペーリュール格付けに変更します。(AOC的には格下げになりますが、その分AOC法の制約を受けないダイナミックな造り)

このAOCボルドー・シューペーリュール格付で出来上がったのが2002年ヴィンテージで、いきなり四冠獲得してしまったという訳です。2980円という驚くほどの安さで全てオークの新樽での醗酵、熟成を行なう極めて贅沢なる徹底ぶり。飲んでみて驚くのは、100%新樽を使用していながら果実味と樽味が絶妙にマッチしていて、決して樽の味に支配されない絶妙のバランスは鳥肌が立つほど。

#WINE

この記事を書いた人