一気に半分まで読んでしまった。
ヒロシマ人でありながらあまりに惨状を知らなかった。
是非読んで欲しい本ですね
[要旨]
著者は生後8ヵ月の時、爆心地から1.1キロの地点で被爆した。10歳で、原爆を投下したエノラ・ゲイの副操縦士の涙に接したことが、その後の人生を変えてゆく。しかし、原爆は彼女の行くところ、影を落とした。被爆者の救援に早くから取り組んだ父・谷本清牧師の献身的な働きを織り交ぜながら、未来を担う子供たちへの想いを綴った自叙伝。
[目次]
第1章 8月6日(キノコ雲の下の人々;原爆までの日々―運命の日まであと少し ほか);第2章 平和への道(謝罪と復讐の狭間で;アインシュタインとの対面―「ヒロシマ・ピース・センター」計画 ほか);第3章 広島と私(思春期の爪あと―ABCCでの黒い思い出;父親の愛を求めて―谷本清の過去 ほか);第4章 幼い命たちへ(国際養子縁組とは;虐げられた子―消えない心の闇 ほか);第5章 平和をつくり出す子供たち(平和宣言書―子供平和使節団の願いを込めて;平和の根源―子供の世界・大人の世界 ほか)
■おすすめコメント
生後8ヵ月で被爆した著者。時は流れ、原爆を投下したエノラ・ゲイの副操縦士と対面。はたして男は?ヒロシマの肉声を聞け!
■著者紹介
近藤 紘子 (コンドウ コウコ)
1944年(昭和19年)11月、広島流川教会牧師の谷本清・チサ夫妻の長女として生まれる。被爆するも奇跡的に助かり、63年に桜美林高校卒業、アメリカに留学して、66年にセンテナリー短大を、69年にアメリカン大学を卒業。世界の子供たちとともに平和を訴える「財団法人チルドレン・アズ・ザ・ピースメーカーズ」の国際関係相談役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refISBN=9784198930103
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