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フィリップ・パカレのヌーボー

フィリップ・パカレについて

パカレのヌーヴォーについて2003年から造り始めたパカレのヌーヴォーですが、さすがは自然派最高峰の造り手です。フレッシュで搾りたてのブドウの果実味タップリ!!で複雑な旨味エキスの豊富さは群を抜いています!!

03年は甘い完熟した搾りたてジュース、04年はパカレ本来の自然な酵母の香り、05年と2006年は非常にバランスのよい果実味が炸裂しておりました!!さて、今年、2007年はどんな味わいになるのでしょうか?私などは今から楽しみでワクワクしていたしております!!!

数あるボジョレー・ヌーヴォーの中で、「どれか1本選んで下さい」と言われたら、当店では間違いなく、パカレのヌーヴォーをオススメいた します!! 正に、ブドウジュースの美味しい上澄みをすくって出来たような旨味成分のぎっちり詰まった、異次元スタイルのボジョレーとなりました。

フィリップ・パカレのワイン理念を詳しくご紹介2001年が初ヴィンテージとなりますが、彼は5年も前から独立を考えており、プリューレ・ロック時代に営農指導していた人達の畑や葡萄や、妻の実家の畑から採れた葡萄でワインを造りました。
もちろん全ての葡萄は有機栽培されています。
これらの葡萄は40hl分のお金を支払い、30hl分だけしか栽培しない契約を交しています。
この年のワインは補糖さえ(もちろん補酸も)しないで造られました。
また、2002年からは畑造りも彼自身が行っています。

実際に、現地での試飲と、今回一足先に試飲させていただいた「コート・ド・ボーヌ・ブラン」と「ペルナン・ヴェルジュレス」は、化け物でした!!樽からの試飲だったのですが身体が震えるくらいの感動
でした。
すでに現地では、数年のうちにブルゴーニュのトップに躍り出ると言われていますが大袈裟ではありません。

世界的にも、この「フィリップ・パカレ」のワインは特別な存在になることは間違いなく、今現在パリの有名ワインショップではルロワのドーブネとパカレのワインはアリゴテクラスではすでに2ユーロくらいの価格差しかありません。また彼はDRCから誘いも断ったそうです…。

 【パカレ氏はこのようなことを考えてワインを造っています】

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ブルゴーニュのワインの多くは単一品種で構成されているから、その味わいを造っているものは葡萄ではなく「テロワ-ル」なのである。
これを最も大切にしなくてはいけないし、土壌、葡萄、天候、そして、人間があり、このどれ一つとして欠けてもワイン造りは不可能である。

また、人間はオーケストラでいうところの指揮者であり葡萄がよりよく育つ為に導いてあげるだけなのだ。
ワインは工業製品ではないから、技術を駆使して手を加えてしまうと、本当のテロワールを表現することは出来ない。
有機農法であっても、ただ加えれば良いとは思わない、それは、葡萄樹の育成期である3~6月を過ぎて熟成期に入っても樹が成長してしまいその結果として未熟な果実ができてしまうからである。

■プロフィール
シャトーラヤス、ドメーヌ・ルロワで修行を積んだ後、ブルゴーニュファンなら知らぬ人のいない「プリューレ・ロック」の醸造長をつとめました。また彼は、ボージョレワインの評価を高めることに大変な貢献をしてきたマルセル・ラピエール氏の甥でもあり、さらに『自然派』を形成することとなった基=師でもあるジュール・ショヴェ氏の最後の弟子で、かつ6年間もの期間を師と寝食を共にした唯一の人物であります。

ショヴェの手法を簡潔に述べると

●SO2を発酵の際には一切加えない。
●100%天然酵母を使用する。(土中に添存在する酵母の事)
●農薬、除草剤は天然酵母を殺してしまう為一切使用しない。
●化学肥料も使用しない。
●健全な果実を使用する。

これらの手法は1950年代くらいまではみんながやっていたことですが、生産性が悪かったり安定しないこともあり、次第に科学的な営農と醸造に変わってしまいました。


ムコ多糖症4型A・モルキオ症候群
という進行性の小児難病と闘う、颯太君を応援します!
http://www1.ocn.ne.jp/~morquio/index2.html

#WINE

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