ボルドリを満喫できるコニャック！

入荷が稀な「ボルドリ地区」のコニャック。ブ
ドウはコロンバールが主体。

　　
一般的にボルドリ地区産は、グラン・シャンパーニュ地区産に比較すると、
味わいに濃厚さがあり、香りは「スミレの花のよう」と形容されます。

しかしそれをはっきりと感じることができるコニャックは、
あまり日本には入っていない
・・・ボルドリ産コニャックの入荷が本当に少ないのです。

今回ご紹介するJACQYES ORDONNEAUは
ボルドリの特徴が実によくわかる、希少なコニャック。

やや重い果実香の中に潜むやさしいスミレの香りが心地よく、
味わうと濃厚で深い果実。

しっかりした味わいが、スミレの香りとともに鼻腔に抜けて、充実感が溢れる。
全体的に重さを感じるところがグランシャンパーニュ産との違いであろう。

そしてその重さは、樽由来、とは違いブドウ本来の持ち味。
減衰していく深い果実感の変化が幾重にも感じ、長い余韻が心地よい。

ボルドリという地域のテロワールをしっかり満喫できる一本です。

しかも、コニャック協会会長の鯉沼氏によると、
「ボルドリは20y～30yが最もその特徴を現す熟成年数」とのこと。

このTres Vieille Reserveはまさにぴったりのボトルなのです。

ドンナ・セルヴァーティカ