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もうひとつのポールジロー25y「for フィリップ・ガーバー」


ポール・ジロー/エキストラ・ヴュー 25y

for フィリップ・ガーバー 

(右のボトルです)

プロプリエテール/グラン・シャンパーニュ地区

1650年からブドウの栽培を行っている、
グランシャンパーニュ地区における最高の造り手のひとつです。

今回ご紹介するボトルは
フランスの酒商フィリップ・バーガー向けのエキストラ・ヴューです。

 。。。エキストラ・ヴュー25yは

ジローさんオリジナルのインターナショナルタイプと

ジャパン・インポート・システム向けの2種類が一般的です。

昨日、ドンナ・セルヴァーティカにあるもう一種類のエキストラ・ヴュー

フランス酒商 フィリップ・バーガー向けを開栓しました。


 

ラベル・デザインはジャパン・インポート・システム仕様と同じなのですが

欄外に依頼先の名前がそれぞれ書かれています。


<ジャパン・インポート・システム仕様>


<フィリップ・バーガー仕様>

濃い黄金色

香り
(鼻腔香気)

ナッツ香を含んだ、若いさわやかなブドウの香りが立ち上がり

甘い果実香に移行していきます。

ややスパーシー。

熟成感というよりは終始さわやかでフレッシュな印象です。

通常25年クラスの香りは若いフレッシュなブドウの香りを持った

やや熟成感のある果実香になりますが

この一本もその状況です。

香りは通常の25年クラスなのですが・・・

風味・・・ピーチ感と余韻が異常に素晴らしいのです。

ということで、次のコメントになります。

風味

口に含むと最初に若いさらっとしたブドウ感。

「25年にしては熟成感が薄いような・・・」

と思うやいなや、口の中全体にやや甘いブドウ感が一気に広がります。

そして

信じられないのですが、その後ピーチ感がパアッと広がります。

それが

長期熟成品に見られる濃厚なピーチ感というのではなく

軽やかなピーチ感、しかし芯がしっかりしているものなのです。

さらに

1959年ピラミッド・デキャンターのピーチ感を彷彿とさせる

長い余韻へとつながっていきます。

そして、素晴らしさの大きな要因として

その一連の流れが実に軽やかでクリアーなのです!

このような風味の現れ方をするコニャックは初めてです。

傑作です。


<左・ジャパン・インポート・システム仕様
中央・フランス酒商フィリップ・バーガー仕様
右・インターナショナル仕様>

48/50
EXCELLENCE+

1,400円/shot
 

東京都渋谷区神南1-3-3  サンフォーレストモリタビル4F
03-6416-9272
 
 

#ポール・ジロー

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