秋は空が高いですね。
それを実感する今日この頃です。
なぜ、空が高いのか?
雲は、できる高さから上層雲、中層雲、下層雲に分けられます。
たとえば、夏空を見ていると、モクモクした雲が低い位置にできていて、その上にうっすらした筋雲があったりしますよね。
私には詳しいことが分かりませんが、今の空は低い位置の雲が少ないように思います。
だから、「空が高い」と感じる。
それは「天井が高い」のと同じ感覚だと思います。
ところで、私が雲のできる位置に注目したきっかけとなった出来事をひとつ。
私は、ある曇りの日に飛行機に乗りました。
飛行機が離陸します。
飛行機は厚い雲の層を抜け・・・(強い風雨に揺られながら)・・・さえぎるものの無い空へ。
通り抜けたばかりの雲が光を反射して、目がチカチカするくらいまぶしい。
真っ白です。
そして、雲はモクモクと、まるで、飛び降りたらふかっと受け止めてくれそうな力強さで存在しています。
まぶしさをガマンして外を見ていると、いつの間にかまた雲の中へ。
今度は特に風雨も無く、すんなりと通過しました。
飛行機の窓からは、始めに抜けた雲よりも滑らかな雲が下に見えます。
雲というのは、本当に出来る位置が違うのだな・・・と実感した出来事でした。
自然とはいかに興味深いものか。
いくら注目してもし足りないくらいの、面白さがあります。
#その他