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我が家のラガブーリン

好悪に関しても、主観なのだなと感じることがあります。
私が一瞬で嫌いになった顧客がいるのですが、一部の人には熱烈に好かれているのです(人としてですけど・・・)。
正直、なぜ好かれているか分かりませんでしたし、私もなぜ嫌っているのか説明しろと言われれば困ったでしょうね。
そこで、スタンダールの「恋愛論」の中で述べている「雷撃の恋」を思い出しました。
相手の人柄、容姿、身分いづれも関係なく、とにかくあっという間に落ちてしまう恋であり、「それこそが、真正の恋ではないか。理由があって恋するのは一種の計算であり、真正の恋ではない。」と。
これは「恋」だけではなく、「嫌い」にも成り立つようです。


ラガブーリン 16年 43度です。
我が家にはラガブーリンはあまり種類はないのですが、本数だけはたくさんあります。
一時期、ラガブーリン16年が終売になると噂が立った時期に、大量に購入したから。
というのも、当時我が家で定期的にモルトを飲む会を開催しており、その時にこのボトルがないと怒り出す人がいたもので、多めに購入しました。しかし彼は、東京へ転勤してしまい、消費されないまま残っています。
ピート・草(海草)・スモークなどアイラらしいアイラです。塩味。あまり甘さは感じない。
唯一といって良いくらい、ソーダ割り(Drワトソン)でのむモルト。

#Lagavulin

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