英国展に行ってきました。
今年の目玉ボトルは、ハイランダーイン オリジナルボトルの
ボウモア1966とグレンリベット1970。
ボウモアはわずか14本のみのボトリング、リベットも84本のみ。
どんなモルトか非常に楽しみ。
モルトを飲む前に、マッカラン樽スモークサーモンを試食させてもらいました。
いい薫香、脂の乗ったなかなか美味しいサーモンです。
朝一番から飲んだモルトは、まず手始めに
ローズバンク15Y ウイスキーガロアー
グレンリベット17Y ウイスキーガロアー
グレンリベット1970 ハイランダーイン
スキャパ 1977?( ビンテージ忘れました) ダンカンテイラー
フレイミングカスク アグレッシブリーピーティッド(アードベック)
などなど。
リベットは2種類飲み比べると、1970はフルーティーな甘さが強く、飲み込むのが
もったいないくらい。鼻から抜く香りが最高。
フレイミングカスクのアードベックは期待通りの味。舌、脳みそともにスモークされ、
感覚が鈍ってきたので、いったん会場を後にして酔い覚まし。
. ええっと、今日の競馬は・・・
.. スモークされた脳みそに予想はつらいね
... 毎日王冠はダイワメジャーが勝ったか
.... 京都はスイープか
..... さてそろそろ第2ラウンドへ行こうかな
夕方、再び会場に舞い戻り、しばしバーテンダーさんと歓談。
「ボウモア1966は、もう飲まれました?」
「いや、まだ飲んでない。ショットでもけっこういい値段するし、迷ってるねん。結構出てるの?」
「もう一本空いて、2本目ですよ。あれは飲んどかなあきません。
お金出したら、また飲めるっていうもんと違います。他の長熟ボウモアと比べて
3倍くらい濃縮したような感じです」
そこまで言われたら、もう飲むしかないと注文。
ボトルからグラスに注いだだけで、ボトルの中に閉じ込められていた
甘い南方系フルーツの香りがあふれ出し、こちら側まで香りが届きます。
後はもう、ただただ愉しい、幸せな気分にさせてくれます。
グレート、超絶ボウモアです。
また来年も、英国展で素晴らしいモルトに出会えることを期待しています。
#酒