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酒供養とSMWS春の一人試飲会開催

ちょっと前の話になりますが、
京都・祇園のBar Fellow&Fellowさんで『酒供養』なるイベントが行われると聞いて、
どんなイベントか詳しく聞きたいのと、SMWS春ボトルでまだ飲んでいなかった
26.48と29.58を飲みたいので、お店に伺いSMWS春の一人試飲会をしてきました。

まだ他のお客さんが居ない静かなうちに、まず、2.69、26.48、77.12の3種類を。
最初に26.48、家にあるCLYNELISH(これは後日酒供養に奉納されます。)を
思い起こさせるいい香り。なかなかいいぞ。
次いで2.69、フィニッシュで葡萄が現れるのが印象的。26.48よりも美味しく感じる。
もう一度26.48を飲んでから、77.12へ。こちらの方が複雑。上手く表現できないが、
77.12の方が面白いと感じた。
3種類とも買いたいボトルだが、財布が・・・

続いて、1.133、81.13、113.13を。
81.13はトップのフルーティーさが大阪での試飲会と同様でいい感じ。
1.133もシェリー樽を使わないバージョンとして珍しく面白いと思う。

これらを飲みながら杉田様から今度開催される酒供養のことや、
春に行われたお花見のことなどの話を聞いた。
酒供養では、なんとSMWSのボトルだけでも数十本、
これと参加者が奉納用に持参されたボトル、その他諸々のボトルを
タプローズの空樽に詰め直してしまえという驚愕のイベントです。
また、来年の酒供養では、さらに驚きのボトルも奉納してしまおうと計画されているそうです。

前からモルトを混ぜることは面白いと思っていたので、
どんな種類のボトルを樽に詰め直すのかを伺っただけで、たまらなく参加したくなった。
SMWSの他にどんなボトルが奉納されるのかを想像しながら、
自分はどのボトルを奉納しようか、これを考えるだけでも愉しいですね。

こんな話を聞いているときにちょうどusukeba staffのO氏が来店。
酒供養の会員証のデザイン確認など打ち合わせに来られたようだ。
この時の様子は、O氏のブログを御覧になっていただきたい。

最後に29.58と53.103を比較テイスティング。
普通に飲むと53.103が圧勝なんです。
29.58はおとなしい印象で、どこか昨春に飲んだBOWMOREを連想させます。
でも、ここで杉田様からこのモルトには、このベーコンをと。。。
Laphroaigが覚醒しました。私の酔っ払い頭も覚醒。
素晴らしいモルトの愉しみ方です。参りました。

残りのアルマニャックとArranリキュールは、次にいただくことにしてO氏とともに
酒供養での再会を約束して、店を後にしました。

そして、昨日の酒供養へ。
さんざん何のボトルを持っていこうかと悩んだ結果、
やっぱり家にもう一本ボトルがあるものか、また買い足せるものから選んで、
4割ほど残っていた Whisky Exchange CLYNELISH 1972と
6割ほど残っていた SAMAROLI MILTONDUFF 1994を奉納してきました。

酒供養の様子は参段様のブログ、出来上がったウイスキーについてはR.J様のブログを御覧になって下さい。

想像していた以上に飲み心地の良い、美味しいものです。Excellent!
清水の舞台から飛び降りたつもりで買ったモルトを、
ほんとうに飛び降りてドクドクと樽に一気に注いでしまう、
その後のちょっとした脱力感、
しかし出来上がったウイスキーを飲んだ時の喜び、
ワクワク・ドキドキ・ウッキウキを一度に愉しめました。
これからタプローズ樽で熟成されていくウイスキーを飲みに行くことも愉しみですし、
来年ももちろん参加したいと思います。

#酒

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