MENU

Duncan Chisholm – Farrar

ここ数年はケルト系を聴く事が多いですが、私は様々なアーティスト、ジャンルを聴きます。
どのアーティストも素晴らしい作品を届けてくれます。ですが、
私の心、魂を揺さぶる作品には滅多に出会う事はありません。
本日ご紹介する Duncan Chisholm – Farrar は私の心、魂を揺さぶる1枚です。

動画はちょこっとですが、8曲目「250 To Vigo」です。
数々のミュージシャンが取り上げているとても美しい名曲です。

1. Nuair Bhios Mi Leam Fhin
2. The Farley Bridge
3. Lorient Mornings
4. Farewell To Uist
5. Mallai Chroch Shli
6. The Hill Of The High Byre
7. A” Mhairead Og
8. 250 To Vigo
9. The 303
10. Alasdair”s Tune

Duncan Chisholm : Fiddle,Viola
Kris Drever : Acoustic Guitar,Vocal Harmonies
Martin O”neill : Percussion
Phil Cunningham : Piano,Cittern,Whistle,Accordion
Ross Hamilton : Bass,Electric Guitar
Tearlach Macfarlane : Vocal in Mallai Chroch Shli

スコティッシュ・ロックの最高峰!と勝手に思っているバンド Wolfstone のリーダー、
Duncan Chisholm のソロ Farrar です。
本作は「Scots Trad Music Awards 2008」Album Of The Year を獲得した傑作です!

1.Nuair Bhios Mi Leam Fhin
Nuair Bhios Mi Leam Fhin はトラッドです。楽器はヴィオラですかね?とても深い音色です。
私は、この曲を聴いた瞬間鳥肌が立ちました。
深~い森の中で、 Duncan が目の前で演奏しているかの様でした。
ここまで生々しく聴かせるダンカン! 彼の技量を確認できる悶絶の一曲です。

2. The Farley Bridge
The Farley Bridge は Duncan 作の1曲です。
とても美しいメロディー・ラインです。希望と光を与える珠玉の一曲です!

3. Lorient Mornings
Lorient Mornings は故 Gordon Duncan の1曲です。
ピアノとフィドルの美しい共演です。 
こんな美しく切ない曲を書いた Gordon Duncan の死が残念で仕方ありません。

4. Farewell To Uist
4は Farewell To Uist と Glenuig Bay の2曲組です。
Farewell To Uist は Fred Morrison 作 、
Glenuig Bay は Michael Mcgoldrick 作です。

5. Mallai Chroch Shli
5は Mallai Chroch Shli と The Soup Dragon の2曲組です。
Mallai Chroch Shli はトラッド、The Soup Dragon は Gordon Duncan 作です。
Mallai Chroch Shli は終盤に Tearlach の味わいのあるボーカルを聴く事が出来ます。
ただ・・・残念!ゲール語なので全く何を言っているのかが分かりません(涙)
きっと意味が分かるとこの数倍、いや!数百倍も味わいのある曲だと思います。

6. The Hill Of The High Byre
6は Tengo De Xubir Al Puerto と The Hill Of The High Byre の2曲組です。
Tengo De Xubir Al Puerto はトラッド、The Hill Of The High Byre は Duncan 作です。

7. A” Mhairead Og
A” Mhairead Og はトラッドです。
この曲もピアノとフィドルが優しく、そして美しく語る名曲です。

8. 250 To Vigo
Angus R Grant 作のとても美しい名曲。

9. The 303
9は The 303 と The Knockard Elf , Turbo Shandy の3曲組です。
The 303 は Duncan , The Knockard Elf は Stevie Saint ,
Turbo Shandy は Ross Martin 作です。
この3曲組は、本作で最も踊るフィドルを堪能できる素晴らしい1曲です。
フィドル、ギター、バウロンが、三位一体となって疾走する見事な1曲です!

10. Alasdair”s Tune
10は Alasdair”s Tune と Beinn A” Cheathaich の2曲組。
Alasdair”s Tune は Charlie Mckerron , Beinn A” Cheathaich はトラッドです。

本作 Farrar は全編に渡り、アーティストの生々しい音作りと、見事な楽曲を堪能できます。


優しく 美しく そして深い

 

傑作中の傑作です!

まさに・・・

これを聴かずして!
あなたは死ねるのか!?

すみません・・・ Hayafune様・・・ またパクリです・・・
因みに彼の MySpace では本作より、
The Farley Bridge , Mallai Chroch Shli の2曲を聴く事が出来ます。
そして ん~ 偶然ですなぁ~
私がよく?お邪魔する The Holly Bush のマスターも、今日ブログで紹介してます。
それでは最後に1曲。
The Knockard Elf , Turbo Shandy をお楽しみ下さい。

#Scotland

この記事を書いた人