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Wolfstone – The Half Tail

曲は3曲目の「Gillies」です。
前半の曲は故Gordon Duncanの「The Sleeping Tune」です。



1. Zeto
2. Tall Ships
3. Gillies
4. Heart and Soul
5. Granny Hogg”s Enormous Wallet
6. Bonnie Ship the Diamond
7. Glenglass
8. Clueless
9. No Tie Ups

スコティッシュ・ロックの最高峰!と勝手に思っているバンド『Wolfstone』です。
本作は1996年リリースの4作目「The Half Tail」です。

4作目「The Half Tail」のメンバー

Duncan Chisholm : Fiddle
Ivan Drever : Vocals,Acoustic Guitar,Bouzouki
Struan Eaglesham : Keyboards
Stuart Eaglesham : Vocals,Acoustic and Electric Guitar
Wayne Mackenzie : Bass
Mop Youngson : Drums
Stevie Saint : Pipes

傑作「Year Of The Dog」のメンバーはそのままに、
本作から今後の『Wolfstone』にとって重要なパイパーStevie Saintを迎えた渾身の1作です。

本作の最大の特徴は何と言ってもロックです。

まずドライヴ感たっぷりの名曲「Zeto」で幕を開けます。
パイプとフィドル、そしてギターが疾走する見事な1曲です。

続いての2曲目の「Tall Ships」は、マウス・オルガンをフィーチャーしたキャッチーなナンバーです。

3曲目の「Gillies」は私の最も愛するナンバーの1つです。
印象的なフレーズと優しく儚いパイプの音が、私の涙腺を刺激しまくりです。
「The Sleeping Tune」は後世に受け継がれる名曲中の名曲です!

4曲目「Heart and Soul」は、大合唱もののキャッチーなナンバーです。
2曲目と同様に大胆にフィーチャーされたマウス・オルガンがとても新鮮です。
そしてバックで聞こえるスモール・パイプがとても良い味付をしています。
それでは一緒に歌いましょ~
は~てんそぉ~ は~てんそぉ~

5曲目「Granny Hogg”s Enormous Wallet」はStruan Eagleshamのキーボード
(ピアノの音)が印象的なナンバーです。

6曲目「Bonnie Ship the Diamond」はトラッドのアレンジ曲です。
後半の流れるようなフィドルとつぼをおさえたリズム・ギター、ティン・ホイスッルが堪りません。

7曲目「Glenglass」はStuart Eagleshamのペンによる1曲です。
終始穏やかに流れる癒し系の1曲です。間奏のアコギがとても綺麗です。

8曲目「Clueless」は本作で最も勢いのある攻撃的な1曲です。
Stevie Saintのパイプが縦横無尽に飛び回るキラー・チューンです。(私の中でですが・・・)

そしてラスト9曲目「No Tie Ups」です。
Ivan Dreverのボーカルがとても温かいスロー・ナンバーです。
コーラス、演奏全てが見事で、彼らのスケールの大きさを堪能出来る1曲です。

前作「Year Of The Dog」と、本作「The Half Tail」はバンドとしての充実感、結束力が
見事な楽曲と共に表現された傑作です!!!!!

最後に1曲!
8曲目のキラー・チューン(私の中では)!
Clueless!!!

#Wolfstone

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