つい先日まで風にたなびいていた街角のこいのぼり達もいつの間にか撤収。
お花屋さんの店頭にはカーネーションの鉢植えが一斉に飾られ、テレビをつければ
石川遼クンがチョコレートを手に「お母さん、ありがとう」とはにかんでいます
「母の日」にカーネーションや服飾小物などのプレゼントを用意される方は多いでしょうね。
ちょっとひと工夫して、お母様を自分の行きつけのBARにお誘いしてみるのはいかがでしょうか?
「若い頃はBARやディスコにも良く行ったのだけれど・・・。」というお母様も、
「居酒屋やスナックくらいしか行った事がない・・・。」というお母様も、本当は
「子供も成長した事だし、そろそろおしゃれしてBARにでも行ってみたい」と憧れているかも。
BARには様々なスタイルがありますから、そのお店に合わせる事が一番大切ですが
今回はK’s BARのように比較的オーセンティックな雰囲気のBARを想定して
ご提案してみましょう。
では、「母の日はBARで・・・!!作戦」のはじまりはじまり~
まず、お母様には普段より少しだけおしゃれをしてもらいましょう。
ノーエプロン、ノーサンダルです。頑張りすぎて、やたらと露出度の高い服を
選んだり、濃すぎるメイクはイタいので要注意です
また、お酒は香りも楽しみながら頂く飲み物ですので、香水は控えめに。
BARに向かう道のりではお母様から好きなお酒や好みの味、苦手な味、
飲んだことのあるお酒や普段はどのくらいの量のアルコールを飲んでいるのか?
など細かくリサーチしましょう。ここは後ほど重要になります。
また、お母様にBARでの過ごし方を少しだけレクチャーしておきましょう。
なにしろお母様にとってBARで飲むのは久しぶり。もしかしたら初めてかも
しれません。せっかくの夜を愉しんでもらうためには、最低限のルールを
知ってもらうことが大切です。たとえば・・・
・カウンターやテーブルに対して真っ直ぐきちんと座ること。
隣のお客様の方に体を完全に向けるのはスマートではありません。
・着席した際、靴を脱ぐのはやめましょう。他人からは本人が思っている以上に
見られているものです。
・他のお客様にむやみに話しかけないこと。
「良く来るの?」「近くに住んでるの?」「何歳?」なんて聞くのは無粋です
・自分の飲んでいるものに他のお客様が興味を示したからといって
「ひと口飲みますか?」と回し飲みを勧めるのはやめましょう。
・そのお店の雰囲気に合わない内容の会話や、大声での会話はNG
・他のお店の悪口などはやめましょう
・キョロキョロ周りを見回したり、店内を歩き回ったりしない。
・バーテンダーや他のお客様のプライベートなどを訊ねたり、
他のお客様の会話に口を挟まない
・マンガや雑誌で仕入れた中途半端な薀蓄を声高に語るのは
スマートではありません
・ステム(脚)のあるグラス(ワイングラスやカクテルグラスなど)は
脚の部分を持ちましょう
・「乾杯」の際にグラス同士をカチンと合わすのはやめましょう。
相手の目を見ながら、自分の目の高さにグラスを掲げ「乾杯」とするのが
スマートです。
・店内やカウンターのディスプレイやボトルなどを勝手に触ってはいけません。
また、ボトルキャップ(蓋)を勝手に開けるのは最悪です
・酔った勢いで「無礼講」状態になったり、泥酔しないよう気をつけましょう。
BARは自分ひとりの為のものではありませんから。お酒は楽しく程々に・・・です。
「してはいけないことだらけ・・・」と思うかも知れません。でも良く見ると
当たり前のことばかり。電車やバスなど公共の場所でしない方が良い事は
BARでも当然しない方が良いのです。
何も肩肘を張る必要はありません。お酒の名前や薀蓄を覚える必要もありません。
最低限のルールさえ覚えておけば、貴方のBARライフはさらに愉しいものに
なるでしょうバーテンダーからも「このお客様は素敵だな・・・。」と思ってもらえます
長くなりすぎたので続きは次回に・・・
今日もひと押しよろしくお願いします
by 社長
#BARの愉しみ方