相変わらず遠出した際には大きい小さいに限らず発見した酒屋さんには寄るようにしてます。しかし、最近は出物になかなか出会いません。 このグラッパ・スペルスは4年ほど前に熊本県の小さな温泉街にある酒屋さんで発見したものです。
その酒屋さんには何故かポートエレン(シングルモルトウイスキー・閉鎖蒸留所)や今では幻のメーカーズマーク・ブラックトップ(バーボンウイスキー)、スピリッツやリキュールのオールドボトルがありました。(もう無いです!) 誰か注文してたのか??? 店主の趣味だったのか???
CASTELLO DI BARBARESCO
“ SPERSS ”
GRAPPA DI BAROLO 45%
グラッパ・スペルス
イタリアはピエモンテの名醸造元ガイア社がワイン用ぶどうの搾り残しを委託して、蒸留・瓶詰めしてもらっているグラッパです。
スペルスはネッピオーロ種を使用したものです。
スペルスとは“ノスタルジー”の意味で、ガイア社がバローロに持つ自社畑の中でもトップクラスの畑とされています。
ガイア社は1996年ヴィンテージからバローロのDOCGを付けず、格下のランゲDOCでのリリースを決めたため、ガイアの現行ラインナップのラベルからはバローロ(BAROLO)の文字が消えています。
カステッロ・ディ・バルバレスコ(CASTELLO DI BARBARESCO)とは委託蒸留元の名前らしいです。
グラッパ GRAPPA
ワインの生産国では、ワインの醸造の際に生じるぶどう果の搾り残しをブランデーに蒸留して販売しているところが多くあります。特にフランスとイタリアが有名です。
フランスのものは正式には“オー・ド・ヴィー・ド・マール”といいますが、通常は略して“マール”と呼びます。 そして、イタリアのものを“グラッパ”と称します。
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