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バーで飲もう!“回顧2006年”篇

2006年も後二日で終わろうとしている。(正確には1日と数時間だが・・・)手探り状態で始めたこの店だが、1年半経った今でも未だに暗闇を手探りしている状態である。景気が上向きと言う風の噂は、風に乗って消えてしまった。・・・と今年を振り返れば、景気が上向かない状況に加え、飲酒運転の事故が多発して取締りが強化され、宴会の自粛ムードが高まり、年末に向けての忘年会シーズンも盛り上がらないまま終わろうとしているではないか。来年はどうなるのだろう?

しかし、悪い話ばかりではなかった。つい昨日のことだが、最近常連客になっている男性から『三重町にバーを出してくれてありがとう。俺はこの店を知ったことが本当に嬉しい』と何度も感謝されてしまった。 よく『三重町にもこんなバーがあるんだぁ』といった声は聞かれたが、こんなにも感謝されたことに私も感激してしまった。この言葉を裏切らないように頑張りたい。

それから、今年は5月の英国大使館でのモルトウイスキーの新商品発表パーティーに参加したり、ポールジローのセミナーを受けたりと個人的には一生忘れられない行事があった。
来年もバーテンダーとしての資質を高めるためにも、こういったセミナーには積極的に参加したいと思う。(私個人の趣味のためではありませんので!)

お客様から日曜日の営業を望まれたこともあったが、5月の半ばから日曜日の営業をはじめ、定休日を設けずに年末まできてしまった。 
以降、休んだのはお盆の期間に1日だけ。当初は結構休むんじゃないかと自己分析していたが、意外にも休みは少なかった。“よく頑張った”と自分を誉めてあげたいところだが、私の尊敬するバーテンダーの一人、“サロン・ド・プーペ”のマスター古山さん(70歳超えてます)は年中無休の365日営業。昼過ぎには店に入り、生のジュースを絞ったりの下準備をし、夕方7時から翌朝5時までの営業。 バーテンダーの技術や知識以前に仕事に対する姿勢が凄い!私なんぞ足元にも及ばない。このブログの初回のテーマになった『無事これ名バーテンダー』を思い出した。来年は少しでも近づけるように頑張りたいと思う。

今年の2月28日から始めたこのブログ。最初は自分の文章力のなさ(今でもありませんが・・・)に、とても続けられないと思っていたが、掲載数は少ないものの10ヶ月も続いてしまった。
来店してくださったお客様は勿論のこと、こんな駄文を読みにアクセスしてくださった多くの方々と、それにコメントまで入れてくださった優しい(?)方々に感謝したい。
そして、多くの話題を提供してくださった愛すべき“酔っ払い”にも。 
大変ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。 

#BAR

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