CAMERONBRIDGE29y1979・DUNCUNTAYLOR・FromHuntryToTOKYO50.7%
キャメロンブリッジ29年年1979・ダンカンテーラー・フロムハントリートゥ東京50.7%
LVMH社が持つグレーンウイスキー。グレーンは大量生産されるため、個性は弱いものが多いが、市価で1万円を超えるような長熟ものになると、十分に飲むに値する。
日本市場向けに発売された、ダンカンテーラーのボトリング
色:ゴールド
香り:バーボン。ミーティ。鉄。バニラ。蜂蜜。トウモロコシ。
味わい:バニラ。スパイシーでわずかにタンニン。ライトボディ故の樽熟感。余韻はあっさりしている。わずかにほろ苦い。
タイトル:畑仕事中のお爺さん。
総評:原材料がグレーンなだけに、バーボンと酷似した香りがまず目立つ。普通グレーンの熟成では、樽成分の溶出を抑えるために、使い古した樽を使用するが、流石に29年もの熟成を重ねると、様々な香気を感じる。グレーン自体は、日の目を浴びるべきウイスキーでは決してなく、あくまで黒子役のウイスキーであるが、たまにこういった完成度の高いものに出会うと、目を引く。
少々贅沢だが、ソーダで割っても美味しいかもしれない。マリアージュは、ジャイアントコーンが良さそうである。
感謝。