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WPへの道44

ウスケバ管理画面の背景が何故かひげを生やしたうさぎになってる(かさまのブログのキャラクター?バクリ?)若造です

今日はボトルやラベルについて少しばかりやります。モルトウイスキーの製造はこれで終了のはずです。覚えているのでしょうか?

ボトルの歴史

古代メソポタミアでビールやワインが作られたのは、紀元前4000年ごろと推測されています

紀元前1750年頃には液体の容器としてが使われていたようです

他にも樽や、桶、金属の容器が活用、ガラス製品の歴史も古く、紀元前3500年頃には中空の入れ物も存在したらしいです

細長いガラス容器が出来たのは紀元前1500年頃で香油入れに使われていたといわれます

その後吹き竿を使った吹きガラスが紀元前1世紀頃、シリア地方で作られました

この時の技術は今でも通じるものがあります

15世紀頃、フランスで「」についての記述があり、同じ頃「コルク」も登場したと考えられます

16世紀以降、日本に宣教師たちにガラス製品が持ち込まれ、江戸時代にはオランダから「ふれす(フラスコ)」「ぼつとる(ボトル)」が紹介されています

16~17世紀にイタリア・ヴェネチアを中心にガラス産業が発展し、イギリスではエリザベス女王時代1567年以降、ジョンカレらにより、ガラス工業の発展を見ました

16世紀末までにガラスを溶かす石炭窯が作られ、ボトルの製造も盛んになり、その後磁気性の壷(=ジャグ)が作られると共に、17世紀半ばにはワイン用にブラックボトルが作られています

当時は細長い首に球形の胴体という形だったボトルも形状が変化し、細長い円筒のシリンダータイプになっていきました

19世紀のガラス工業の変革として、フランスのルブランや、ベルギーのソルベーによる人造ソーダの製造、ドイツのシーメンスによる蓄熱式タンク炉開発による燃料節約など、生産の機械化が進み、ボトル製造も盛んになりました

1870年代アメリカでビール瓶が広まりました

1922年代にはハートフォード社が現在のガラス瓶製造の主流になる、プレス&ブロー方式の機械を発明しました

日本では1888年頃より、ドイツの技術を導入して、国産ビール瓶の製造が始まりました

ラベルについて

ラベルには、食品の安全性の確保や一般消費者を保護するために食品衛生上の表示義務があります

主に

① 酒類(品目)
② 原料及び添加物
③ アルコール分
④ 内容量
⑤ 発泡性を有するものには、その旨と税率適用区分
⑥ 製造者の氏名または名称
⑦ 製造者の住所
⑧ 原産国名
⑨ その他法令で定められたもの

などがあります

復習

Q① 現在日本での年間ガラス生産量は

Q② ヨーロッパでのボトル容量がEU規格で700mlになたのはいつ頃か

Q③ 英国から技術導入したメタル製ミシン目入り捻りきりキャップをなんというか
    またそれをいつ頃導入されたか

Q④ ウイスキーやワインの瓶に使われるコルクの材は

Q⑤ ウイスキーをブレンドやヴァッティングした製品の場合、熟成年数はどう表示しなければならないか

答えは追記

A① 約500万トン

A② 1991年

A③ PPキャップ(ピルファープルーフキャップ)
   1964年

A④ ホワイトオークの亜種「コルクオーク」

A⑤ 一番若いものの年数

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