SMWSのロングモーンのうまさに驚く若造です
反則ですねぇ、あれは。香りで昇天モノです・・・
明日はバーテンダー協会のチャリティパーティです。私は参加できませんが、お客様が数名行かれるようなので、お土産話が楽しみです
モルトウイスキーの製造の分野、ゴールが見えてきました
2~3日で瓶詰め、ボトリングをお勉強してっ!グレーンウイスキー製造です・・・・・・・・・・・・・・
樽から中身を出してウイスキーを瓶詰め装置に送る作業を払い出しといいます
床に掘られた溝に樽を渡してダボ栓を開けて払い出します
レシピに従ってモルトとグレーンをブレンド、またはモルトとモルトをブレンドし、フィルターにかけて不純物を取り除きます(=フィルタリング)
マイナス4℃~プラス5℃程度にウイスキーを冷やして状態を安定させた後、フィルターにかける冷却ろ過(チルフィルタリング)が一般的です
その後、樽だし度数(=カスクストレングス)のまま樽詰めされることもありますが、大抵は水で希釈されて所定のアルコール度数まで落とします
加水に使われる水は、仕込み水ではなく、精製水が多いようです
製品の色を均一にする為にカラメル添加をするところもあります
ボトリング施設は、熟成庫や蒸留所には併設されていない場合が多いので、タンクローリーなどでブレンデッドメーカーが集中するエジンバラやグラスゴーの施設に運ばれます
ウイスキーを詰めたボトルにはキャップシールと栓がされ、ラベルを貼って包装、梱包。各工程の検査チェックをパスしたら流通保管場所に移され、製造は完了です
冷却ろ過
摂氏0℃以下になると白濁の原因になる物質が含まれているので、これを取り除くため冷却し、ろ過します
これらの成分はウイスキー固有成分なので、シングルカスクやカスクストレングスのボトルでは、行わないものも多い(ノンチル、アンチル)ですが、一般的に流通するオフィシャルボトルなどは、クレームの対象にもなりうるので行うことが多いです
カスクストレングス
ボトリングの際に加水を行わず樽だしの度数で瓶詰めしたものをカスクストレングスといいます
加水
瓶詰め前の加水でしようする水は、精製水が多いです。これは、出来上がったウイスキーに余分なものを加えたくないからということで、主に度数を調節させる為に行う為です
一般的な製品は40%まで加水することが多いです。スコッチやアメリカンウイスキーはアルコール度の下限は40%です
シングルカスク
カスクは樽のことで、オフィシャルのボトリングでは、50樽~100樽、200~300樽を混ぜて味を均一化します
それに対してシングルカスクは1樽だけの、世界でただひとつの樽でボトリングします
シングルカスク、カスクストレングス、ノンチルはセットにされることが多いです
カラメル
スコッチにはカラメル添加が許されていますがあくまでも無味無臭の天然スピリットカラメルを色調整に使用するだけです
復習
Q① デミスティングテストの時のアルコール度数は
Q② ボトリング施設を持つ蒸留所は
Q③ ボトリング施設を持たない蒸留所で唯一瓶詰め前の加水を仕込み水で行う蒸留所は
Q④ スクリューキャップを開発した会社は
その年は
Q⑤ 熟成3年間が法律で義務づけられた年
A① 45.7%
A② グレンフィディック
スプリングバンク
ブルイックラディ
A③ マッカラン
A④ ホワイトホース社
1926年
A⑤ 1916年
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