さて、昨日はお休みだったにも関わらず全く勉強しなかった若造です
がむばらねば・・・
熟成の続きです
というか主に樽についてです
樽は大きさ、形状の違いで、世界に100種類以上あるあるらしいです
カスクとは樽の総称です
樽材から溶出する成分と、呼吸により外の空気と液体が反応する成分があり、年月と共に熟成を重ねます
スコッチが木樽での熟成を義務付けたのは1915年と比較的最近です
樽職人をホッパー、またはクーパーと言います
樽は紀元前1000年以前からイラク付近の古代ハビロン人、またはエジプト人に作られたと言われています。結構歴史古いですね
側版を曲げて加工する技術は、紀元前1490年ごろには既に太鼓で用いられていたようなのでもしかしたらもっと前かもしれませんね
11~13世紀にかけての十字軍時代は、飲食料を樽で輸送されていました
生活の中に定着していた樽は中性(12~13世紀)頃には既に現在とほぼ同じつくりをされていたようです
ヨーロッパの樽はブナ科の植物のヨーロピアンオークの利用を中心に発展してきました
スコッチでは樽の時給能力がなかたので密造時代は、ワインやシェリーの空き樽を使用していましたが第二次世界大戦後はアメリカで新樽の使用が義務付けられたため、バーボンの古樽を使用し始めました
この樽は北米産のホワイトオーク主体です
ヨーロッパの樽は、セシルオークとコモンオークが有名です
日本では、ビール用に1880年頃から樽の使用が始まりました
1910年頃に北海道からナラ材が利用され始めました。恐らくミズナラでしょう
復習
Q① コニャック樽として有名な樽材は
Q② ミズナラは欧米の樽と比べて側板を厚くするのは何故か
Q③ 樽の側板、をなんというか
Q④ 一般的な樽の耐久年数はどのくらい
Q⑤ ホワイトオークの道管に多く詰まっている液漏れを防ぐ成分は
答えは追記
A① リムーザンオーク
A② 液体が漏れ易いため
A③ スティブ(stave)
A④ 70~80年(3~5回程度)
A⑤ チローズ
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