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WPへの道37

ゴチャゴチャのコードを綺麗に出来て嬉しい若造です

当店、もともとは飲食店用テナントでなく、事務所を改造したテナントなので、色々工夫がいるんですよねぇ^^;

で、冷蔵庫、電子レンジ、パソコン、電話などのコードがもう床を這っている状態で、うまくまとまってなかったんですが、どう考えてもこれ以上うまくいかなかったんです。が、何故かキラリーンと今頃閃いて、作業。

うまくまとまりました笑

なんで今まで気づかなかったんだろ・・・

さて、蒸留の続きです。

蒸留器(初留・再留)の容量比は大体10:6です

ウォッシュの供給量とニューポットの生産量だけでなく、留液の分割、蒸留回数、回収率なども考慮して生産計画が組まれ、運転されます

本留液は、発酵終了モロミの約1割です

アルコール度数はモロミの7%から、2回の蒸留で67%くらいになります

初留と再留の残液は、モロミの約9割です(アルコール度は0.1%未満

3回蒸留

○アルコール度80%以上のニューポットが得られます

○雑みのすくない、ライトでドライな酒質に仕上がります

熟成の早い酒質になる傾向にあります。保存期間も短くて済む場合も

蒸留原理は、水とアルコールの沸点の違いを利用するものと何回も書きましたが、単蒸留作業で得られるエチルアルコール収率は極めて低いため、液体を沸騰させる各段階で、残留する液体を一段階前に戻してやることが大切です

これにより低沸点成分の収率が増大します。

このような方法を適当回取ることで。エチルアルコールと水の分離もできます

この操作を精留といい、前段階に液体が戻る流れを還流といいます。その比率を還流率といいます

釜の大きさや形状、加熱法によって還流率は違いますが、率が高いほどアルコールは高く取れ始め、作業が効率化します

連続式蒸留器は、蒸留塔の棚毎に蒸留が行われる構造になっているので、アルコール濃縮が連続して行われますが、段効率の問題があるので、10%のモロミから90%以上のアルコールを得るには、10段程度必要です

エチルアルコールと水混合液には共沸点が存在するため、この操作を繰り返しても共沸点を限度としてアルコール濃度を凝縮することは出来ません

復習

Q① 過去に三回蒸留を行ったが現在は行われていない蒸留所を3つ

Q② アルコールの沸点は

Q③ ミドルカットを行う職人を何と呼ぶ

Q④ オルトモーアの創業年、創業者は

Q⑤ ストラスミルは19世紀後半、何と呼ばれていたか

答えは追記

A① タリスカー ベンリネス グレンゴインなど

A② 78.3%

A③ スチルマン

A④ 1896年
   アレクサンダーエドワード

A⑤ グレンアイラ・グレンリベット

#WPへの道

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