腰の曲がったお婆ちゃんが、タクシーに乗ろうとして手を上げたら自転車に乗った黒人にハイタッチされた瞬間を目撃した若造です
さて、2月も折り返し、WPへの道も35です。
ぶっちゃけ製造飽きました。。。早く歴史とかやりたいよ~
ブツブツ言ってないで蒸留のとこします
モルトウイスキーの蒸留は、発酵モロミを過熱し、溶液に含まれるエチルアルコールと水の沸点の差を利用して、エチルアルコール原液から蒸発させて分離した後、この蒸気を冷却することで液体に戻し、アルコール濃度のより高い溶液へと濃縮する作業です
作業の度もろみを新たに充鎮する単式蒸留と、モロミを連続的に投入しながら蒸留を行う連続式蒸留があります
単式蒸留は必要なアルコール度数を得る為に、2回以上蒸留を繰り返します。このときにエチルアルコール以外の成分も多く回収するため、様々な香味成分にとんだ個性的な蒸留酒が得られます
連続式蒸留では、90%ほどの高アルコールで抽出するので、メチルアルコール以外の成分の少ないより純粋なアルコールが得られます
モルトウイスキーの蒸留には、単式蒸留が使われます
初留
発酵工程で作られたウォッシュはウォッシュチャージャーに保存されていますが、そこから初留釜(=ウォッシュスチル)に充鎮し、直接または間接加熱方式により蒸留されます
初留では、蒸留液(=ローワイン)を全て再留にまわします(全留)
ローワインは、ローワインレシーバーに、コンデンサーを通って保管されます
初留釜に残った溶液はスペントウォッシュ(=ポットエール、バーントエール)と呼ばれ、麦汁の絞りカス(ドラフ)と加工して、家畜のえさ(=ダークグレーン)になります
再留
ローワインレシーバーから、再留釜(=ローワインスチル、スピリットスチル)に送り込まれ、2回目の蒸留を行います
蒸留液のうち、最初に出てくるアルコールの強い部分を前留(=フォアショッツ、ヘッズ)、最後に出てくる弱い部分を後留(=フェインツ、テール)といいます。これらはスピリッツセイフといわれる検度器で分けられ、次回の蒸留に回します
中間取りされた本留(=ミドル、ハーツ)はアルコール度数平均は65~70%で、スピリットレシーバーへ送られ、樽貯蔵の工程に回されます
これをミドルカットといいます
この作業で得る蒸留液をニューポットといいます
釜に残った廃液(=スペントリース)は、肥料になります
冷却装置は、シェル&チューブとワームタブ式に分かれます
直火焚きの初留釜では、焦げ付き防止のため、釜内の底部で回転し、モロミを攪拌する銅製のラメジャーがついています
加えて初留釜には、あわ立ちを確認するのぞき窓(=サイトグラス)がついています
このあたりは確実に出ますね!
復習
Q① ポットスチルで、スワンネックを通過後、蒸気が伝わっていく渡り部分をなんというか
Q② 初留釜、再留釜のカラーリングコードはそれぞれ何色か
Q③ 熟成にまわされるミドルカットの量はどのくらいか
Q④ ポットスチルが銅製の理由
Q⑤ 間接加熱の際、中に通したパイプに何℃くらいの蒸気を通すか
答えは追記
A① ラインアーム(ライパイプ)
A② 初:赤
再:青
A③ 20~30%くらい
A④ ○加工しやすい
○熱伝導に優れている
○銅を触媒として様々に香気成分が生じる
○酒中の硫黄化合物と銅が反応し、不快な香気成分を除去、分離する
A⑤ 130℃くらい
#WPへの道