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ウイスキーに携わる人々(13)

(スコットランド・スペイサイド地区)ウイスキーに関わって来た人々の話です。スコッチウイスキーへの情熱が伝わってきます。スコッチウイスキーが最高との思いが、伝わってきます。

よし、ローランド、ハイランド、キャンベルタウン、アイラの風味が全部混ざっていますね。これ′でバッ
テド・モルトというのを作りました。シングル・モルトでなくなりました。30、40種
類の異なる成分を入れることで、バッテド・モルトを作ったわけです。バッテド・モルト
のことをピュア・モルトとも言います。そして、このバッテド・モルトは機嫌が悪いです。
辛くて、攻撃性があります。最後に、グレイン・ウイスキーを入れましょう。これらのグ
レイン・ウイスキーは軽くて、優雅で、洗練されており、そしてその年は3年以上です。こ
れらは特にアイラの重いモルト・ウイスキーの辛さやきつさを少し取り除いてくれます。
これでモルトが35%でグレインが65%という割合になりました。これでどうでしょう
か。
ブレンディングによって、新しい商品はいつでも作れますね。その作れる種類の数は無限
です。
これで大分よくなりましたね。 しかしまだちょっと辛くて、機嫌が悪いです。それで、次
は樽に移しましょう。木の影響で柔らかくなって、熟成して、完全に融合されます。樽で
2,3ケ月ぐらい保存した後ボトルに入れます。
ウイスキーをブレンドするというアンドルー・アシヤー氏のアイデアがなければ、今日の
スコッチ・ウイスキー業界はおそらくポートワインやシェリー酒の業界ほど小さいと思い
ます。
私にとって一番面白いのはここ20年に渡るシングル・モルト・スコッチの展開です。

注 意 : この内容の無断使用は出来ません。

#スコットランド蒸留所、風景

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