MENU

浜松グレープフルーツのソル・クバーノ

今年も浜松グレープフルーツのソル・クバーノをご提供いたします!

まず、浜松グレープフルーツについて。
丸浜柑橘農業協同組合は浜松市北区にある生産者組合で、片山みかんをはじめとする柑橘類やブルーベリーなどを生産しています。
丸浜地区では2006年よりグレープフルーツの栽培を始め今年で17年目。この春で14年目の収穫期を迎えました。
組合としての生産では全国に先駆けてブランド化を進めています。
平成24年には『しずおか食セレクション』にも認定されています。
栽培品種は真っ赤な果肉のスタールビー。
食味は、グッと凝縮され張りのある食感で、糖度は約10.5度、酸度約1.5度と糖酸比はやや低めで、爽やかな酸味が特徴です。
年々、栄養成長から生殖成長にバランスが向いており、去年より味に深みが出てきたようです。

ソル・クバーノのについて。
神戸三ノ宮にサヴォイというバーがあります。
ソル・クバーノ(キューバの太陽)は、マスターの木村義久さんが1980年に第1回トロピカルカクテルコンテストで1位を受賞したラムとグレープフルーツを使ったカクテルです。
1971年にグレープフルーツの輸入が自由化され、一般家庭の食卓に少しずつ上るようになりました。当時のグレープフルーツは今ほど糖酸比が高くなかったため、半分に切ってお砂糖をかけてスプーンですくって食べていたと思います。
ソル・クバーノが生まれた1980年という時代を考えれば、今より少し酸味のあるグレープフルーツを使っていたのではないか…。
そんな時代背景を思い浮かべながら、爽やかな味わいの丸浜グレープフルーツで当時の味を再現しました。

本日より5月末頃までの提供となります。
ご希望の方にはカットいたしますので、ぜひそのまま味わってみてください。国産ですからポストハーベストも心配いりません。この張りのある食感は他ではなかなか味わえませんよ!

写真は左がオリジナルのソル・クバーノ
右がソル・クバーノ×丸浜グレープフルーツ

この記事を書いた人