1992-2015
23y.o
51.7%
for Highlander inn
Cask Type : American White Oak Sherry Hoshead
Cask No.48514
Bottle No.180/228
スコッチ要衝の地、スペイサイド・クレイゲラキ村の“ハイランダー・イン”から3年ぶりのアニュアル・リリース(年1回)第12弾となる2015年シングルカスク・ボトリングが到着しました。今回は同インのダイレクターとして手腕を振るい、2015年にオーナーとして復帰した皆川達也氏が中心となりテイスティングを重ね、素晴らしい一樽が選定されました。
日本入荷本数は60本限り!
【テイスティングノート】
デイヴ・ブルーム ウイスキー作家
Colour:燃え立つ琥珀色
Nose:リッチで計り知れない、それと共に見事に熟成したウイスキーの香り。よく磨かれた靴のような微かな香りに始まり、それはまるで良質の皮靴が磨かれていくような様。そして微量に香りを放つローソク、それに続きトフィー、後半には晩秋に採れるベリー。杉の香りと一緒に遠くから漂う決して下品ではない農場の香り。しばらくすると鉛筆を削ったような香り。加水をすると更なるカラメル香の要素が湧き出てくる。フルーツシュガー、香木、最高級家具職人の工房を連想させる。
Taste:ゆったりと柔らかく、しかしかなり温かい。そしてセミドライフルーツを舌の中央で感じ取ることができる。タンニンは少なく、少し苦いコーヒー、あるいはココアのように変化していく。そして加水によって恩恵がもたらされ、更なるフルーツ、ハチミツ、なにも施されていない自然な状態の木の床。それを舌の中央に引き寄せ、ゆっくりと噛みしめることができる。 微かにチョコカスタード、熟した果実、そして最後を締めくくるしっかりとした木のニュアンス。
Finish:柔らかく、黒糖やアンジェリカの根、さらにアニスやリコリスへと変化していく。
#スコッチ(モルト)