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10年への旅8Whisky&WifeNo22

10年への旅8Whisky&WifeNo22


糖化槽と発酵槽はステンレス製で歴史的な石炭直火焚きの蒸留釜とチグハクな印象を受けた。
しかし、旅の終りで知ったが竹鶴政孝氏はスチーム蒸留の着想を早くから持っていたようだ。
日本でウイスキーという新しいお酒をつくる。
それは、常々空々しく思う四文字熟語「温故知新」を、彼の行動と結果で納得実感させられた。
ニッカの仙台作波温泉近くの蒸留所はスチームの新しいシステムで稼動している。
そして、しかし、余市蒸留所が創業当時、糖化槽と発酵槽は木製かどうか質問しなかったのを後々悔やんだ。

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