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常連について一考

 昨夜、お客さんとの会話の中で、「僕って常連?」って尋ねられた。瞬時に「そりゃそうですよ。」と返事をしたが、その「時常連の定義って何か?」と頭をよぎった。そのお客さんは、ドリンクチケット(ボトルキープが無い代わりに5000円で5500円分のチケットを販売している)を買っていただいているし、月に2~4回ぐらいは飲みに見えるので、常連と言って間違いはなさそうである。
 
 常連さんの中に、年3~4回しかお見えにならない、というよりは物理的に来れない方もいる。石川県の方で、大阪に出張のたびに顔を見せて下さるのだ。前回お見えになった時「ゴメン。2月ほど前にも来たんやけど、日帰りやったから寄られへんかった。」とおっしゃる。ゴメンって謝らなあかんこととちゃうやろ。けど、嬉しかった。

 2ヶ月に1回、年金の出る月に1度だけ、タプローズを2杯。この方も、もちろん常連さんだ。

 心が通じ合える

 これがあって、店と常連との距離が保たれているのかも。

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