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カモ

 ネタ切れ状態だった昨日、ネタを探しに淀川縁を小一時間ほど散歩した。
 家と店の往復では、人間が腐っていくのだ。
 たまに¥2000を握りしめて、パチンコ屋にも行くが…。毎日、朝から並んでまでパチンコをしている人を見ると、完全に腐っているとしか見えない。

 淀川も自然が帰って来たようで、カモも羽を休めに寄ってくれる。
 逆立ちをしながら、餌を探す姿は滑稽である。
 雀や烏などよりずっと人なつっこく、同じ時間に同じ場所でパンくずでも撒いてやれば、数日で待ってくれるようになる。10日も続けると手から直に餌を取るようになるのだ。

 ハンティングの対象で、猟銃の許可を持っている人のなかには、カモ撃ちが最も面白いという方もある。
 昔に一度だけ連れて行ってもらったが、なかなか簡単には打ち落とされないという事は分かった。
 学生時代にはフライ用のCDC(カモの尻の毛)が高くて買えず、コンプリートで手に入れようとドジョウを餌にカモを釣ったことがある(もちろん違法行為なのでよい子は真似しちゃダメですよ!)。よく見ると寄生虫だらけでとても全身の毛を手に入れる気にならず、CDCを数本とクイルを1対もらってリリースした。

 スーパーで手に入る合鴨は池や川に浮かんでいるカモとは違い、アヒルとの交雑種である。アヒルとカモの雑種の方が病気や寄生虫にに強いが、繁殖能力はほとんど無いので一代限りである。
 アイガモには水田の雑草を食べさせて除草剤の代わりとして太らされ、用済みになったら肉にされるという悲惨な運命をたどるのだ。
 ジビエなどというものは高級すぎて庶民の口にはなかなか入らない。

 Bar.come杯争奪麻雀大会に、あと2人もしくは6人ほどカモではなく参加者を探している。
 我こそはと思わん方はぜひ参加表明を!
 自分がカモにならないように練習せねば。

#徒然なるままに

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