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長熟は大当たりか大ハズレ?

 今までに、30Yオーバーのボトルを何本か購入もしたし、他所のバーでも飲んでみた。

 私の場合は、飲んだことが無ければ飲んでみようと思うので、あくまで自分の趣味で飲んだだけである。素晴らしかったものも、もちろんたくさんあった。が、コストパフォーマンスという次元を度外視しても、「こりゃあかんで」の一言で片付けたいものにも出合った。

 試飲したら、「1本ぐらい買ってもいいかな」と思うのだが、後は財布との相談である。
 バーの仕入れなんて、いささか博打の要素はあるもので、○○○○だから100%信用しても大丈夫などと思ったらえらい目に合うこともある。昨日の天皇賞のように(笑)

 「アルコール度数が40%を切りそうになったから、あわててボトリングしたのでは」と疑いたくなるものや、「蒸留所の特徴はしっかり持っていても、まろやか過ぎてパワーが全然ない」というものにも出合った。

 もちろん飲んでみたからこそ言えるのではあるが、買ってから外れたらどうしようと思うと、なかなか試飲せずに長熟には手が出しにくい。もちろん、懐事情との絡みもある。それと、店で売るには少々高いので、在庫を考えると手を出しにくい部分もある。
 とことん貴重品なら、宣伝費と割り切ることもできるのだが、適当に売りたい価格帯の高級品が一番難しい。

 今まで入荷した長熟では、ボウモア40Yが絶品である。あと2.5ショットぐらい残っているだけだ。
 ハズレたと思うのは、タムデュー42Y。特に悪くは無いのだが、だからといって特筆すべき点もない。

 大ハズレと思うのは、最初の購入価格の問題と、期待度の大きさの問題であろう。思いっきり美味しくないと外れた気分になるのかもしれない。

 売れ筋で美味いものを探すのが重要なのだろうな。
 とは思いつつも・・・
 根がばくち打ちだからついつい・・・
 

#ウイスキー

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