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プライベート忘年会

 このシーズンは鍋+鍋+鍋でもOK。
 メインの具材と味付けを変えると、白菜・エノキ・白ネギ・豆腐などは同じでよいのだ。
 二人だけで生活している上に基本的に生活時間が違うと、一緒に食事を取ることがほとんど無いので、そうそう鍋もできない。

 差し向かいで湯豆腐をつついていると、「たまには河豚とか蟹とかの入った鍋も食べたいよね」と来た。
 財政上の問題と購入量の問題とを考えると、前者の問題の解決策が無い。
 そこで、ここは両親を引っ張り出す作戦に。
 食べながら実家にTEL。嫁が、「湯豆腐ばかりじゃなくて、たまには河豚とか蟹とかの入った鍋も食べたいよねなどと宣っているのですが…」

 さすが天然の入ったお袋は「宅急便で送ったろか?」と返事が。金が無くて買えないことはお見通しということは、まだボケとらへんと安心する。
 「一緒に食べに行かへんかという誘いやがな。もちろんそっち持ちで。」
 後ろを向いておやじとゴチャゴチャしゃべっているのだが、年寄りの内緒話は声が大きいので筒抜け。
 ”もしもし”と帰ってくる前に「繁喜に予約入れとくわ。」
 
 作戦成功。
 作戦実施日は本日。
 よって、6時頃の開店予定が上海時間になるかも。

#徒然なるままに

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