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点・線・面・立体の法則

 何も知らない子供が、「これ何」とたずねる。「○○だよ」と教えてあげる。一つのである。

 べつのものにたいして、「これ何」とたずねる。「××だよ」と教えてあげる。もう一つのである。

 かりにそれが茶碗と箸だったとしよう。
 その子が、」ご飯を食べる時に使うものであるという共通点を見つけ出したら、この二つがで結ばれたことになる。

 次に、その子が皿を覚えたとする。茶碗と皿がものをよそう道具であると共通点を見つけ出したら、が二本になる。
 
 そして、皿の中のおかずも茶碗の中のご飯も箸で食べるという共通点を見つけ出したら、箸と茶碗と皿というが出来上がる。

 今度はスプーンを覚えてスープを飲むのに使うことを知ったとしよう。

 夕飯で、スープと豚カツが皿にご飯が茶碗に入っており、箸とスプーンが置かれていたら、スープをスプーンで飲み、豚カツとご飯は箸で食べる。ここで初めて四面体の立体が出来上がる。

 このあと一つ一つ覚えるごとに、立体は大きくなっていく。

 ウイスキーにおいても一緒で、飲んだことの無いウイスキーの点が増えれば増えるほど、知識を得れば得るほど、ウイスキーに関する立体が大きくなるのだ。

 飲めば飲むほど酔っ払いもするが・・・

#ウイスキー

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