@.アルマニャックの試飲と楽しみ方
“ フィリップ・ジュラス ”氏…方式
①.色を楽しむ
アルマニャックの色合いは、熟成年数により
金、琥珀、マホガニーと変化をみせ、その違いを楽しむ。
②.香りを楽しむ
グラスをそっと鼻に近づけ、香りをかぐ。
グラスを回さない( 一番最初は酸化をさせない ! )
グラスの形状によって、全体的な香りを感じるように。
左右・上下、下からの流れなどで。
十分堪能した後、アルマニャックを空気に触れさせ、酸化状態も楽しむ。
良質なアルマニャックは、いくつもの香りが結合し、複雑な芳香を放つ。
③.味わいを楽しむ
最初に水を含んで、口の中を湿らす。
軽く少量口に含み、口内でゆっくりとためながら味わいの変化を楽しむ。
また、鼻孔に空気を通すことで、芳香が広がる。
④.グラスの残り香をも楽しむ
アルマニャックを飲み終わっても、両手でグラスを暖めれば、
グラスの底にはアルマニャックの真髄ともいえる、香りが楽しめるでしょう。
@.食後酒として広く楽しむアルマニャック、相性の良い組み合わせ
チョコレート / カカオ / ブルーチーズ / シガー / 珈琲 など。
また、料理の際のソースや、煮汁のベースとしても使われる。
@.ブレンドの場合の熟成年数明記は、スコッチなどと同じで、
一番若い年数を明記。
ラム酒には、該当しない。
また、ジュラスは10年・15年・25年などと、熟成年数での明記。
他社は、VSOPとかナポレオンとかで、明記しているところが多い。
という訳で、アルマニャック “ ジュラス ”編を終えます。
次回は、3社合同セミナーの最後、
カルウ゛ァドス “ シャトー ド ブルイユ ”編 \m(__)m