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ビエール蒸留所

ビエールブランが手に入りました。

マリーガラント島で作られるアグリコールラム。
アプリコット系のフルーティーさと上品な黒蜜を思わせる味わい。

原料の砂糖黍は全て手刈り。

砂糖黍は刈るとすぐに次の作業に移らなければならない。

切断面から蔗糖がブドウ糖と果糖に分離し蔗糖分が減ってしまうから。

機械を使うと20cmくらいずつに
分断されてしまうので
断面が増えて余計に分解が早まる。

糖度が下がるとそれだけエキス分の薄いぼやけたラムになってしまう。

ただ手刈りは労働として非常にキツく、
茎に泥が付着しているので
水洗いが必要になる。
機械のほうが楽で加工もし易い。

刈り取られた砂糖黍は水牛が荷車を引いて
蒸留所まで持って行く。
もちろん一部はトラックでも運ぶらしいが。

刈り取られた砂糖黍は
早めに次の作業に
移らなければならない。
と言いながら水牛で運ぶ。
この感覚が、なんか良いなぁ〜と思う。

あと、ビエールで作られる
シュラブというオレンジリキュールも
同時に購入しました。

#スピリッツ

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